思い出し日記④〜反省点〜

退職後、3月から新しい職場で働き始めた。
10月から2月末まで5ヶ月も休んでいたため、かなり不安だった。

新しい職場の同僚達は、心に余裕があり、とても寛大で穏やかだった。
誰かを責めるようなことや罪をなすりつけることはしないし、みんな一生懸命に真面目に不正をせずに働いていた。

休職していた期間、これまでの自分の働き方や立ち振る舞いを反省して、何が悪かったのか分析していたのだが、新しい職場の同僚の働き方を見て、さらに自分のダメだったところが見えてきた。

以下反省点
・全て自分基準で考え、基準値以下の人間を理解できなかったこと。
自分にとっての当たり前が他人の当たり前ではない。

・仕事を全くしない人間や、期限を守らない人間、報告連絡相談ができない人間、ミスを隠蔽する人間を許せなかったこと。
自分がやらない事、絶対にしたくない!と思っていることを、他人にもやるなと押し付けていた。↑とも重なることだね。

・正論をかましてねじ伏せようとしたこと。
最初は下手に出ていたが、我慢できなくなり暴れ狂ってしまった。終盤は憎しみしかなくて、相手を嫌な気持ちにさせてやろう、仕事をしなかったことを後悔させてやると思っていた。もう少しやり方を考えればよかった。というか完全に頭がおかしかった。しかし今のところ他のやり方は思いつかない。とりあえず憎しみに囚われてはいけない。

・本来の自分を出しすぎた。
仕事とプライベートの人格は分けた方がよかったかもしれない。ありのままの自分で生きていくことはかなり難しい。

・人に任せられない。
教えたことを覚えてくれる人間には割と喜んで教えるのだが、覚える気のない人間には教える時間がもったいない。それくらいなら自分がやった方が早い。人がやってる仕事の進捗が遅い時(というかもう期限が切れてる)、精度が低い(というかもうミスしてる)のが見えてしまった時、放って置けなくて上司にこっそり報告したりしていたのだが、結局私のところに期限切れやミスの尻拭いの仕事が回ってくる。もうそれなら最初から私が回収する方が早いなと思って、自分でやっていた。
今となっては結局私が、何もやらない、できない人間を作り出していたのではないかと思う。

つらつらと怨みつらみを書いたが、まとめると
①自分と他人の境界線があいまい
②他人に期待しすぎる、興味がありすぎる
③自分のルールが強すぎる(私が生きる上で気をつけていることが多い)
④自分の我慢の限界値がわからない。

私の危険な部分は、この4つなのかなと思う。

正直今の職場でも上記反省点をわかってはいるが、まだ修正できていない。
約30年この生き方をしているから修正は一朝一夕では難しいだろう。

①〜③のせいで「私だったらこんなことはしない」「常識的に考えて」「モラルが無さすぎる」「相手の気持ちになって考えろ」「想像力がない」と言ったような言葉ばかりが頭の中に出てくる。
10回に一回でいいから、「でも相手は私じゃないからコントロールできないんだよ」という言葉を思い出してくれ、私。

④は限界値がどこかわからないから、爆発して病気になったと思う。
割と去年の4月中旬頃からずっと限界は超えていたんじゃないかと思う。
Twitterに日記のようにその時に起こった出来事と思ったことを書いていたが、遡ってみると毎月辞めたいと書いていた。

とりあえず今年の目標は我慢しないことにした。
私は基本断れない人間だが、ちょっとしんどい時は申し訳ないけど今のところ5回に一回は断っている。
3回に一回断れるようになりたい。

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