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2019年に6月に公開されたスニーカーニュースまとめ

2019年1月からまとめはじめたスニーカーニュース6月分!

例によってオフィシャルのリリース日ではなく、わたしがSNS等でアップしたタイミングで区切っていますので悪しからず。

チャコってスポーツサンダルとはいえ、ソールの厚みやカラーリングのトーナル加減から結構カジュアル寄りな印象だったのですが、いよいよアクティブな方向にも広げてきたなという印象。 アッパーの構造、素材、そしてカラーリングでも。

カーハートは個人的にも好きなんだけど、このコンバースは海外モデル。 日本に入って来ることがないのが残念で仕方がない。

逆にこれは日本企画。 日本のひとは海外企画がほしくて、海外のひとは日本企画がほしい。 ないものねだり。

これがエイプなんだ!?という感じのデザイン。 スポーティなスタイルを構成する要素がそれぞれなんらかのスニーカーのアイコンっぽい構成の仕方(サンプリングっぽい)がエイプっぽくもある。

クオリティというのは大きなデザインの印象ではなく、ステッチの入れ方、バインディングの幅、パーツの端の処理、レイヤーの重ね方などのディティールの積み重ねによって生まれるものだとおもっています。 そういう意味でいうと、これは地味に見えてかなり凝ってる。

アグとホカのコラボはすでに始まっていたけど、そこに更に他のブランドのコラボが重なるという現象が発生してきている。 これはトリプルコラボ?になるのだろうか? トリプルコラボといえばブランド×1アカウント×2みたいな形ではあったが、これはブランド×3になっている。

これはあたらしいなとおもった靴でありブランド。 下駄からインスパイアされてのアウトプットがここまでいくんだ!?という素直な驚き。 さすが自由の国オランダ。。。

これ再構築だけでなく、シルエットも敢えて沈めていて、それ自体が靴に良い影響を及ぼしているかは別として、その試み自体はとてもあたらしいとおもう。

これによって来年あたりに外付けアウトソールがポロポロ出てくることが予想される。 良し悪しで言ったら悪しなんだけどね。

靴一足が作られるまでにはたくさんのサンプルを作っての検証が行われている。 その検証中のサンプルというのは基本日の目を見ることはないのだけど、それが見れる素晴らしい機会。 サンプルと製品を比較すると、どういう思考の変化が起こっていったのかがわかる。

歯車のように噛み合うソールがとてもキャッチー。 ソールの意匠ってちゃんと意図しないとこういうふうには噛み合わない。 だからこれは完全に意図してこうしていると言える。 持ち運びやすさ?

ブランドに特徴的なテクニックがアイコニックになっている場合は、そのテクニックを施すだけでそのプロダクトがそのブランドに染まるのがすごいとこ。 ブランディングが成功している証し。

これすごいのが、もう靴の半分以上がソールなのであります。 そして結構埋まってる。 だからこれをどうアッパーを埋めたのかが気になる。 普通につま先から入れて踵を後からはめたのだろうか?

ひさびさにネイティブの話題が出てきたとおもったら、こんなにもエココンシャスな感じになっているとは。 しかし方向性はとても正しいとおもう。 もっとこういうブランドが増えたらいいのに。

クレイググリーンが選んだのがカマンダだったのが意外だった一足。 確かにインパクト大。

本当、いろんなアイディアが出て来るなとおもう。 この南京錠、邪魔じゃないのだろうか?

これ現物見たけど、アッパーはとてもいい。 ただソールが厚すぎて固すぎて歩きづらそう。 ソールが柔らかければなぁ。。。

これ絶妙に無くて、良いカラーリング。 個人的にゴアテックスの靴が一足ほしくて、これも現物見てよかったら欲しいかも。 

ミズノのスニーカーはカラーリングが微妙なので、本当にこういうトーナルとか地味目なカラーリングをライナップに入れて欲しい。 したら買いやすくなるのに。

ニットの構造がとてもおもしろいうえに、アイレットの処理もあまりなかった仕様。 たしかにアイレットなんかレースが通せればどういう形でもいいのかも。

これいま気づいたけどテレックスのソールかも。 そしてこのレイヤーの組み方が絶妙。 プロトタイプと製品のあいだくらいのアウトプット感。

これはすばらしいアイディア! この手があったか! カットしたあと、履いてるあいだにほつれてくるかもだけど、それも味だろう。 久々に感心したアイディア。

これは欲しい! 単純に欲しい! このくらいのバランス! すばらしいね。

この無理やりくっつけた感がなんとも。。。

これは一度真っ二つに切って中身を見てみたい。 なかのフライニットによるトンネルがフィッティングにどのように寄与しているのかが知りたい。

これはかっこいい。 アンガスジャンはこれからもチェックが必要。

この「アチョオオオオー」があるから嫌というひともいるし、これがあるから絶対買いというひともいる。 だからスニーカーはおもしろい。


おもしろいアイディアやこういうのが欲しかった!というバランスのデザインが出てきた6月。 アイディアはマーケットでふるいにかけられ消えるかトレンドになり、それが来年のメインストリームになる。 その経過をみまもるためにも、がんばって(なるべくオンタイムで)記録していこうとおもいます。

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足下研/スニーカー文化研究家
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