なぜ日本の精神疾患マイノリティが生き辛いのか?
私は躁うつ病です。性格にいうと躁うつという脳の特性、個性を持った人間です。世界人口に1%ぐらいいると言われています。
精神疾患には
・うつ、躁うつ
・不安、強迫性、摂食、適応、睡眠、解離性、パニック障害、アルコール依存症
・統合失調症、認知症
・パニック、不安障害
・PTSD
・パーソナリティ障害、てんかん
・性同一性障害
・発達障害(ASD、ADHD等)
などたくさんあります。
社会で見たときに彼ら/彼女らは少数派「マイノリティ」です。もっというと身体障害、LGBTQなどもマイノリティです。
マイノリティがそれを人には言えず悩んでいる方も多いと思います。
なぜか?あくまで個人的意見です。
・マイノリティであることが恥ずかしい
・メンタルが弱い、障害者と思われるのが嫌だ
・どうせ理解されないなら言いたくない
・言ったら家族、友達、同僚に嫌われるのではないか
・評価や昇進に悪影響があるのではないか
・カミングアウトしたら後悔するのではないか
・言わなくても自分でコントロールして生活できるから敢えて言わない
上記の意見や思いについて私は尊重します。私みたいにオープンにしなさい、開示して堂々と生きなさいなんて恐れ多いことは言えません。
ではなぜ上記のようなマイノリティの方が多いと私が思っているのか?
それは日本の「文化・慣例・風潮」が関係していると考えています。
・島国で閉鎖的な歴史(江戸時代は鎖国。製造業などがガラパゴス化)
・同調圧力が強い(右に倣え、出る杭は打たれる、村八分にされる)
・慣例重視、変化を嫌う(昭和世代の政治家が昭和世代の国民のために政治をしている。裁判や公立学校、日系企業もそう)
・沈黙は美なり(会議でだまっている人多くないですか?)
・忖度が求められる(空気読めよ、言いたいこと分かるだろ?)
・上下関係重視(上司と部下、働き手と専業主婦・主夫、親子、先輩後輩)
・終身雇用(最近は能力採用、成果主義に変わりつつあります)
私は全て大っきらいなので20年間外資系IT企業で働いています。快適です。それでも結局は日本人の会社なので多少なりとも上記の文化・慣例・風習は感じます。多分私はマインドが欧米人のうようにYes/Noをはっきりという、思ったことを口にする性格なので近い将来はDivercityつまり多様性が認められている先進都市である
・サンフランシスコ(US)
・バンクーバー(カナダ)
・バンコク(タイ)
・シンガポール
・メルボルン(オーストラリア)
・オークランド(ニュージーランド)
・バルセロナ(スペイン)
などに移住して短期的・中期的に住んでみたいと考えています。
2−3年先の話ではありますが。
私は日本で、特に精神疾患のDivercityを実現したいと考えています。海外移住は逃げではありません。肌でDivercityを感じる勉強のためです。日本に持ち帰ってアクションに繋げたいと考えています。今はそのためにいろいろと日本で会社員しながら準備をしていきたいと思います。
その具体的な取り組みについて次回は話そうと思います。