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50:50

これは自分の偏見から始まり、偏見に基づく話です。

日本の外へ出ると生まれ育った「日本」を外から見ることになる。どうしても滞在したことのあるモザンビークやイギリスと比較して見てしまうことが多い。それもネガティブな方向に。もちろん良いところもたくさん見つかるんだけれども。

それと同時に、国内では出会う機会が少ないであろう多様な人たちと「日本人」という共通点を介して話をする機会がある。そうした人たちは、大抵自分とは異なる経験や価値観を持ち、良い意味で刺激的な話が多くワクワクすることが多い、気がする。

その会話の中では、日本に対するネガティブな話を共有することも多い。現に自分も含めて日本での生活に飽き飽きして、外に刺激を求めて来ているのかもしれない。そんな生活を続けていると、どこか「日本」や「日本人」というアイデンティティ(ただのラベルにも見える)から離れていってしまうような気がして少し寂しいと感じることがある。

でも、ふと思う。自分は、そこまで「日本」が嫌いじゃないし、このラベルと死ぬまで一緒に生きていきたいと、現時点では思っている。だからこそ、日本と外の環境の50:50くらいのマインドで物事を見て、取捨選択して生きていきたいと思っている(何かがが良くて、それ以外がダメだとは思わないし、そもそもラベリングして話をするのはダサいとも思う、くう、難しい)。

あとは、一見沈んでいくように見える日本だけれども(他の人からは違うかも)、世界の政治競争の中でうまくバランスをとりながらこれまでやってきててすごいと思う。けれど、それに驕らずこれからの日本に期待をしたいとも思う。

皆さんはどうですか?



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