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0441 “あっという間に人は死ぬから”人生浪費の正体vs価値観の言語化

読書感想文 ★★★★★
心の底から”充実した時間”を取り戻すために___統計学・科学的見地、引用する本の一節、著者の体験談を元にバランスよく書かれている。名著。

人生の浪費の正体 — “向き合わなければいけないことから目をそらし、それでいいんだと言い訳することに使っている時間”

思い当たる節は数限りない。SNSやYouTubeの時間、テスト前の部屋の片付け、夏休みの最終日の宿題の山。

著者の時間へのアプローチは、時短や効率化とは一線を画す。”時間のコントロールではなく集中力のコントロール”であると。では集中力はどう身につける?というHow toの話ともまた違う。

自分がどのように世界と関わっていきたいか。自分の価値観を明確にすることと筆者。何でありたくて、何でありたくないかも明確にする。その価値観の言語化とアップデートが、自分の取り扱い説明書になり、それを客観視することで、自分がなすべきことご見えてくる。

そのほか刺さった文章、引用
-人は死なないことを前提に生きている
-完璧を目指すよりまず終わらせろ
-“死ぬ瞬間の5つの後悔”の話
-人生に苦は必要であるということ(努力のパラドックス)
-心配事の96%は実際に起こらない

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