【マーケット考察】2021.12.14

米国株式市場は反落。ダウ平均は320.04ドル安の35650.95ドル、ナスダックは217.32ポイント安の15413.28で取引を終了した。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億0443万株増の10億7343万株。

英国で新型コロナのオミクロン変異株の初の死者が出た事と、ロンドンでの感染の4割がオミクロン株である事が報道されました。そして、先週末には、再び在宅勤務を基本にするよう勧告するという感染防止策が強化されました。米国でも、デルタ株を中心に感染が増加傾向にあるなど、感染拡大で回復鈍化懸念が再燃。クリスマス休暇に向けて行動規制を再度強化せざるを得なくなるのではという懸念が広がっています。

米連邦準備制度理事会(FRB)は今日、明日、連邦公開市場委員会(FOMC)の会合を開催します。インフレ高進への警戒を強めており、テーパリング( 量的緩和の縮小ペース) の時間的加速の可能性が高く、具体的な数字を示すかは未知数なものの、現行の月150億ドルづつの縮小から、月250億ドル、もしくは月300億ドルに拡大してくるとの見方も出ています。また同時に示されるFOMC参加者による政策金利見通し(ドット・プロット)では、利上げ時期の前倒しと、2-3回の利上げが予想されています。

市場では、、、、、、、、、

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