【マーケット考察】2022.12.24
米国株式相場は反発。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比176.44ドル高の3万3203.93ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は21.24ポイント高の1万0497.86で引けました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億5382万株減の6億1639万株。
明日からクリスマス休暇で3連休ということもあり、様子見気分も強い中での反発でした。
経済指標に関して、11月 #米新築住宅販売件数 が64.0万戸と予想(60.0万戸)外の増加を示したほか、12月 #ミシガン大学消費者信頼感指数 の確報値が59.7と予想(59.1)を上回るものの、1年先のインフレ期待が速報値の4.6%から4.4%へ下方修正され、2021年6月以来の水準に低下したことが株価にはフォローとなりました。また、注目の11月の #PCEデフレーター (PCE 価格指数 ) は前年同月比5.5%上昇と、前月の6.1%上昇から減速しました。
取引序盤のダウは売りが先行しましたが、経済指標が好感され、プラス圏に浮上。その後は原油相場高を眺めて石油大手シェブロンが上げを主導し、ダウは堅調な値動きを維持しました。
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