NYダウ平均株価記録的値下り
私は先週から株式市場をずっと警戒すべきだと述べていたが、多くの投資家達は米株買いに明け暮れていた。やっと目を覚ました時には最高値から15%も値を下げていた。とは言え、まだ15%レベルのコレクションに過ぎない。
昨日の米株市場は引け間際には週末前のショートカバーが入り、25000台を維持したものの、日中、24000台に突入し昨年1月の水準にまで値を戻した。昨年末、米株が年間+24%上昇し多くの投資家が意気揚々としていたのが記憶に新しい。しかしながら、開けて見れば結局行って来いの展開となり、昨年の上昇分全てを吐き出した。
それでも1年前の世界経済と今後の世界経済とを比較すると明らかに1年前の方が良好だった。つまり、まだまだ下げ余力はある事を示唆しているのだ。
勿論、長期的な投資としてドル平均法で買い場下がれるなら、打診買いしても良さそうなレベルかも知れないが。
来週の主な経済指標発表予定
■2日(月) ○2月の米ISM製造業景況感指数
■3日(火) ○米大統領選予備選「スーパーチューズデー」
■4日(水) ○米地区連銀経済報告
■5日(木)
○1月の米製造業受注
■6日(金)
○2月の米雇用統計
○1月の米貿易収支、消費者信用残高
■7日(土)
○1~2月の中国貿易統計