【マーケット考察】2021.11.18

2021年11月18日 08:19

米国株式市場は反落。ダウ平均は211.17ドル安の35931 05ドル、ナスダックは52.29ポイント安の15921.57で取引を終了した。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2293万株増の8億4911万株。若干の買い疲れ感が出ているように見受けられます。

個別銘柄がもたらした主な市場変動要因は、インターネット通販最大手アマゾン・ドット・コムが手数料の高さを理由に英国でビザ社のクレジットカード決済を停止し、マスターカードに変更すると協議していると報じられ、ビザ社株価は急落。ダウ平均を下押ししました。

経済指標に関しては、10月の米住宅着工件数は前月比0.7％減の152万戸となり、市場予想（157万6000戸）を下回りました。これは住宅需要の問題というより、建築資材や労働力の不足が原因と見るべきでしょう。

先週発表された米消費者物価指数（CPI）から前日の米小売売上高までの経済指標を分析しますと、総じて米経済指標はFRBの早期利上げ期待を高めていると判断できそうです。昨日の株式市場はその動きへの警戒感が出ていたとの指摘も出ています。

こうした経済指標の内容を受け、米連銀総裁達は次第にかなりタカ派へシフトして、、、、、、、

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