[マーケット考察] 2021.10.19

米国株式相場はまちまち。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比36.15ドル安の3万5258.61ドルで終了し、ハイテク株中心のナスダック総合指数は124.47ポイント高の1万5021.81で引けました。終値では9月24日以来の1万5000台を回復しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比2億0243万株減の8億1032万株。

中国の7-9月期GDPが電力不足と不動産セクターの不安定化によって打撃を受け、前年同期比4.9%増と、この1年で最も緩やかなペースの成長となり、予想以上の鈍化傾向を見せたことが嫌気され、米株式市場は売りが先行して始まりました。

一時、ダウ平均は258ドル安まで下落しましたが、売りが一巡しますとまた定番の押し目買いが見られ、マイナス幅を大きく減らしました。やはり、先週発表された米金融大手の7~9月期決算で、市場予想を上回る業績が相次ぎ、今週から本格化する決算発表を前に、米企業の好業績への期待が根底にあるのが押し目買いの理由と思われます。

7年ぶりの高値で推移している原油を始めとしたコモディティ価格上昇や高インフレへの懸念が根強くある中で、米経済の先行き不透明感は高まっています。9月の鉱工業生産指数は前月比1.3%低下 (市場予想: 0.2%上昇)し、前月(0.1%低下、改定)に続き、マイナスとなりました。自動車・部品部門では半導体不足により、引き続き操業が抑制されていますし、また、サプライチェーン(部品供給網)混乱の影響が続いている現状を示しています。

市場には影響を及ぼしませんでしたが、イエレン米財務長官は、債務上限の長期的な解決策が必要不可欠であり、米財務省は12月3日までに非常手段を使う必要と表明しました。

FOMCのメンバーである、、、、、、、

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