[米国マーケットサマリー] 2021.4.8

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は16.02ドル高の33446.26ドル、ナスダックは9.54ポイント安の13688.84で取引を終了しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6355万株減の8億4137万株。

主要ポイント
-米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した3月開催分のFOMC議事要旨では最大雇用と物価安定の目標が達せられるまで現状の資産購入を続けるとされ、早期テーパリング(量的緩和の縮小)懸念が和らぐ。

-FRBは米国経済成長が2023年まで継続し、失業率は再び史上最低レベルまで改善すると議事録で言及。懸念材料としては債券利回りが2019年後半の水準にいつまでも止まっている筈もないということ。

-昨日の好材料の多くは既に市場は織り込んでおり、株価の反応は限定的。

-投資家の不安心理を示すVIX指数は17.16ポイントと前日比0.96ポイント低下。

-全体的に株式市場は来週の大手銀を皮切りに1-3月期の決算発表待ち。

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