【現地レポ】 マジカルミライ2024 TOKYO(企画展)
こんにちは、ケンです!
今回は「マジカルミライ2024」TOKYO会場の模様を紹介します。
僕がマジカルミライに参加するのは4回目で、2019年以来5年ぶりとなります。ここでは、企画展とライブの2部構成で語っていきます。ぜひ、最後までよろしくお願いします!
📷写真は2024年8月31日(土)に撮影しました。基本的に時系列順で並べていますが、途中で順番が前後することがあります。
マジカルミライとは
『初音ミク「マジカルミライ」』とは、ボーカロイドの創作文化を体感できるイベントです。
初音ミクたちの3DCGライブと、最新の音楽ソフトや楽器を体験したり、様々な作品やクリエイターと出逢える企画展の2つを楽しめます。
今年で12年目となり、TOKYO・OSAKA、さらに初めてのFUKUOKAを加えた3会場で開催されます。[A]
朝の幕張メッセ
朝8時ごろ、会場の幕張メッセに到着しました。この時点で、企画展入場列はイオンモールの駐車場まで伸びていました。この様子から、初音ミクが今でも大人気なのが伝わってきました。
また、当日は台風の影響で大雨になる予報でしたが、幸いにもそこまで降っていませんでした。
企画展に入場
9時半ごろに入場し、そのまま公式物販へ向かいました。
事前物販で買ったグッズを持ってきましたが、当日必要なものを補充するためにマフラータオルなどを購入しました。
その近くには、これまでに開催されたキービジュアルが描かれたノボリがずらりと並んでいました。
プロセカブース
次は、プロセカブースにやってきました。現在配信中のスマホゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」とコラボした装飾になっていました。
ここで、ゲーム画面を見せると会場限定の缶バッジをもらうことができました(夕方には配布が終了していました)。
余談ですが、来年1月にはプロセカの劇場版が公開されます。ミクたちがスクリーンデビューするとのことで、予告を見たときは衝撃的でした。公開が待ちきれないですね!
インスタコード
企画展には展示ブースだけでなく、音楽について学べるセミナースペースもありました。そこで2つの講義に参加しましたが、中でも印象的だったのがインスタコードでした。
ギターのような形をした楽器で、割り当てられたボタンを押すことで簡単にコードを演奏することができます。
更に、この楽器にしかない最大の特徴があります。それは、コード譜をC, Fといった記号ではなく、1,4などの数字で奏でられることです。
これだけ聞いても「何のこっちゃ?」と思うでしょう(私もそうでした)。
例えば、「C」はドを表してますが、ここでは「1」のボタンでドを出します。また、キー(調)を変更することで音程(音の高さ)を変えることもできます。これらの機能を使うことで、専門知識がない人でも簡単に作曲することができます(うろ覚えなので、説明が下手ですみません…)。
ブースで実際に触ってみて、複数の情報を処理するのが苦手な私でもできました。ここでは、モニターに流れる数字のコード譜に合わせて弦のようなボタンを弾きながら数字のボタンを押していきました。
「千本桜」などの有名なボカロ曲を体験し、難しい操作をせずに弾けることに驚いたと同時に、他の来場者と一緒に演奏する楽しさも味わえました。
それだけでなく、セミナーではインスタコードをより簡略化したデバイス「かんぷれ」も紹介されました。電卓のような形をしたデバイスで、数字のボタンだけで奏でることができます。
この話を聞いたときは衝撃を受けました。携帯ゲーム感覚でコード演奏できるだけでなく、手のひらサイズで持ち歩けることに感動しました。
コードは複雑なイメージを持っていましたが、これなら短い作曲ができそうだと感じました。もし、再びこれらに触れる機会ができたら、自分なりの曲を作成してみたいと思うようになりました。
ネギチュロ
ライブ前に少し腹ごしらえをするため、チュロス製造所ブースへ向かいました。
こちらで頂いたのは、ネギチュロです。名前の通り、長ネギをイメージしたチュロスになっています。
全体的に固めの食感で、砂糖の味が濃かったです。これ一本でお腹に来るぐらいボリューミーでした。
「なんで初音ミクとネギ?」と思われますが、どうやらフィンランド民謡「levan Polkka」をBGMにしたフラッシュアニメ「ロイツマ・ガール」と初音ミクを組み合わせたことで「初音ミク=ネギ」が定着したみたいです。[B]
主催展示
ライブの昼公演に参加した後、再入場して展示物をじっくり見て周りました。
今年のテーマは『ファンファントリップ』で、旅をイメージした装飾が施されていました。
「どこから来たの?」MAP
まずは、シールでどこから来たのかを共有するコーナーにやって来ました。
東京や大阪は勿論、地方から来ている人が数多くいました。更に、米国やオーストラリアなど、海外からやって来た人もたくさんいました。
6人の等身大パネル
先に進むと、メインビジュアル衣装を纏った6人の等身大パネルが見えてきました。白をベースとしたツアーガイド風の衣装は、それぞれの個性が表れていました。
等身大フィギュア
そして何言っても、主催展示の目玉は初音ミクの等身大フィギュアです。マジカルミライでは恒例になっていますが、今回もクオリティの高さに圧倒されました。
様々なイラスト
続いて、イラストが集まっている場所に来ました。
どのイラストレーターも独特の表現が出ていて、飽きることなく眺めることができました。
また、衣装デザインのコンセプトアートでは細部へのこだわりを感じ取りました。
他には、有名イラストレーターによる『ライブペイント』も実施されていました。ここでは、壁にイラストが描き上がっていく様子を見ることもできました。
数時間後…
ふるさと電車
今度は「ふるさと電車」にやって来ました。
ここでは、電車をイメージしたフォトスポットになっており、ミクたちの貼り紙や窓(?)に映る北海道の背景に撮ることができました。
ファンアート
最後は、展示されているファンアートをざっと紹介していきます。
特に凄かったのが、帰る前に見たピアプロの壁でした。ここでは、キットパスという水で消せるクレヨンで自由に描くことができます。
線だけで描いたとは思えないクオリティの高さに圧倒され、世界中から集まったボカロファンの愛に溢れていて感動しました。
さいごに
初音ミクの創作文化を全身で体験し、そこから新たな学びも得られたことで、独自性に溢れた魅力に心を奪われる時間を過ごすことができました。ボカロは勿論ですが、音楽は知れば知るほど奥深くて面白いなと改めて実感しました。
ライブ編は近日投稿予定なので、そちらも楽しみにしていただけると嬉しいです。
今回は以上です!
次回もお楽しみ。
おまけ
参考サイト
[A] 初音ミク「マジカルミライ2024」
[B] なぜ「初音ミクがネギ」で「鏡音リンがロードローラー」なのか?