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準備運動・筋トレでの負傷、疾病数(小学校~高校)

1/26 13:00 追記:主な外傷に「靱帯損傷・断裂」を追記

学校安全給付件数からみる、準備運動と筋力トレーニングでの負傷・疾病件数をまとめました。どの年代で見ても必ずしも割合が高いわけではないんですが、、、予防できる余地は充分にあるのではないだろうか、、、、、

これは自分がそういうところに関わっているからなのかもしれません。
実際にどのくらいの学校で筋力トレーニングをやっていて、どんなことをやっているのか、、、などはわからないので数字からしか言えないのですが。

それぞれの負傷件数の中での主な外傷(骨折・捻挫・脱臼・挫傷や打撲・創傷など)についても数字を調べています。
こちらは割合ではなく、報告されている実数でのまとめです。

学校の管理下の災害 [令和4年版]
https://www.jpnsport.go.jp/anzen/kankobutuichiran/kankobutuichiran/tabid/3020/Default.aspx

準備運動による負傷・疾病発生数の推移


準備運動での主な外傷-年代別


筋力トレーニングによる負傷・疾病発生数の推移

筋力トレーニングでの主な外傷-年代別




まとめ


最初に述べた通り、実際にどのようなことをやっているのか、というところは推測の域を出ないですが、それでも他のスポーツなどに比べるともう少し予防措置は取りやすいのかな、、というのは自分自身の活動から感じるところではあります。筋トレで骨折、というのはどういう状況でなってしまうのか。。準備運動も体育の時間ではなく部活動だとどういう状況で、、、?など思ってしまうところもあります。普段接しているのが高校生なので、そのあたりは年代や種目も変わるとまた違うのかもしれませんが。

小学校での筋トレ、というのはどんなことをやるのだろう、、、
あるいはどういうものがこの報告の中で筋力トレーニングに分類されているのか。。。

このようなデータを見ていくとコロナ禍での活動に多くの制限がついていたことも改めて感じます。この辺りは高校生よりも小学生や中学生の数字の方がはっきりしているかもしれません。給付件数が減っていることはそもそもの運動機会が減ったこととも大きく関係してきますね。

読んでいただきありがとうございます。日々の雑感やスポーツ、運動にまつわる数字を眺めてまとめています。普段はトレーニングサポートや講義を行なっています。