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「ココロザシ」とかについて

これね。

これを持ってビジネスしてるか、それは仕事っていう。
ないのは、目先もうかればいいビジネス。

って、僕は言っている。

だから、写真を始めた時に「写真を仕事にする」と明言した。
今、写真はモチーフに変わったけれど、それで未来の社会へのアプローチできる価値を展開できないか?

そのブルーマップを示せないか?
いわば「ポジティブにせめていく価値観の提示」だから。

という「仕事」に変わった。写真がだ。

だから、日銭稼ぎの写真撮影は「徹底的にやるけど、ビジネス」なのだ。
そんなビジネスレベルですら、得手不得手の得意分野で、目指すブルーマップと逆のことが平然と起きる。仕方ない???

いやー、勘弁願いますよ。

別に、今年か今年度または、来年5月まででビジネスの写真はようやくすべて撤退することを決めて、半年くらいだというのだから。

やっぱり、ビジネスマインドでも、人それぞれに意識の乖離が激しくって、こちらの負担する時間やリソースの波が大きすぎる。だから、スクールフォトから、来年度は完全撤退を決めている。2025年の4月よりのちに学校に私の姿はない。他の写真ビジネスも同様だ。(今年度は先行してすでに撤退を実施した区域がある)

別に、目指すポイントとしての社会への在り方なんて、関係ない人を束ねるリーダーってのは、人材がいないからと言って言い逃れをしているもんじゃないね。人材は常に「いない」のが通常なのだ。

AIが進化している。写真業界でも基本的な写真を整理するツールにAIの搭載が始まっている。使い方はそれぞれだろうけれど、こちらもそれなりに自らのポリシーをもって、使う使わない機能を判断している。

つまり、極論でいえば、デジタル写真の編集分野を写真ひとコマずつでいえば、10年前と比べて、工数というか面倒さは、半分かそれ以下になっている。
それで、同じ品質の納品物を同じ時間をかけていたら、かなりまずい。

個人的な話だけど、1000枚くらいは、ある分野の出張撮影ではデジタル写真を撮影する。もともとレタッチを求められていないので、無理にしなくてもいいのだけれど、1000枚くらいなら、簡易的な処理は数時間で終わる。かつては数日かかった場合もある。そんな工数だったら、やってしまったほうがよいし、付加価値にできる。当たり前だ。

そんな時代ではある。

さらに言えば、それぞれの個人の持っているスマホのカメラで、そういった簡易的な処理はほぼ同等にできるだろう。まず、守りの意味で「なぜ、専門家に写真撮影を依頼するのか?」って事を、リーダーはメンバーにちゃんと伝えなければならないし、空気のようにふわっとビジネスをしているうちに、あれ?って事になるだろう。

写真を仕上げる専門職人について云えば、この数年を山にして、かなり淘汰されるだろう。写真を仕上げる「フィロソフィ」が、リーダーから明示されて、共感できなければ、いわば「静かなる退職」を継続する方が合理的に優位性があるからだ。(本人の将来については知らないが・・・)

そんな感じで、あらゆる業界で「構造的な行き詰まり」が発生しているだろうことは、想像に難くない。そして、そこに属している限り、その構造から抜ける事もできないだろう。完全に「詰み」になる前に、それを見出してしまったら、抜け道を探して、次のステージに行くことをお勧めする。(そうやって、IT業界も、ハードウェアも、外資系(インド文化圏・東アジア文化圏)、接客、などなど諸々の構造を見てきて掴んだ「何か」を持てる)

それに、写真をモチーフとして「ブルーマップ」を描くという私の仕事について、ビジネス界はいわば、これも「モチーフ」のひとつではある。


つまらない事で怒るのではなく、義憤のようにあふれ出る怒りを抑えてもこぼれていくものを集めて、結晶にしていかなければ、ブルーマップはできないのだ。

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