残業してもいいと思える人になってみたいけど、やっぱり残業するのが嫌い。

残業が続き、身も心も、少しずつすり減っています。
けど周りを見渡すと、何故かみんな好き好んで残業しているように見える。

残業大嫌いな自分としては、
「あぁきっと、家に帰ってもやることないんだな。」
「職場だけがその人の居場所なんだな。」
と、ちょっぴり正直に、どこかで冷たい目線で見ていたわけです。

ついでにたいていその人たちから、
「もう少しやる気を出せ」
「仕事は待っていていも楽しくならない」
「若いうちは苦労した方がいい」
なんてことを言われるわけです。

なんだけど不思議にも、それらの言葉に対して、嫌な思いをしたことがないんです。
理由はなんとなくだけど、「俺もその人たちに憧れていた」のかも知れない。

憧れ、というと少し大げさすぎるのだけれど、
自分もあれくらいの情熱を持って仕事に取り組めていたら、少しは仕事を「楽しい」と思えるのかな、なんて思ったりもするんです。

でもやっぱり残業は嫌いで。今でもモヤモヤしています。

残業＝仕事熱心ではないし、残業＝偉いとも思わないけど、
残業してもいい、と思えるくらいの仕事をしてみたい。もしくはそんな仕事に出会いたい。そう思います。

こんなことを考える度に、「仕事への姿勢」「仕事に対する意識」が足りないのかな、と自分を責めたりもする。
一方で残業を美徳とする人たちに嫌悪感を抱いたりもする。
そうやって他責と自責を繰り返している。
そんなこんなを考えていても仕事へのやる気なんて出るわけもなくて、なんならこんなことを考えている時点で、逃げ出したいと思っているのかも知れない。

こうやって今日も、何も成長せずに一日を終えてしまう。