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ネガティブでいい~んじゃな~い!
今回はネガティブに関する
一つの考え方を書きました。
ネガティブ思考が強い・・
メンタルが弱いと思っている人は…
・今や未来に不安を感じてしまう
・過去をいつまでも引きずってしまう
・いつも他人の目が気になってしまう
・本音が言えない
・人といると緊張する(リラックスできない)
結果、家に帰るとドッと疲れてします
など、常に緊張状態に晒されている状況が
ほとんどだと思います
「メンタル、強くなりたいですか?」
と聞かれたら
絶対にメンタルの強くなりたい
と思いますよね。
では、メンタルの強い人は
なぜメンタルが強いのか?
というよりメンタルが強い人と思われる人は
何を考えているのか?
※最初に断っておきます※
世の中には生まれつき
天性のメンタル強さを、持っている人もいます。
そのような天才的な人達の話ではなく
メンタルが弱い人が、どんなことをして
日々メンタルを鍛えているのか。
そんな内容です。
実は、もともとメンタルの弱かった人が
今、強いと思われている場合
こんなことを知っているんです。
というわけで今回は
メンタルの強いと思われている人がやっていること
の一つをご紹介します。
これらを知るか、知らないかで
明日からの人生がぜんぜん違うものになります。
ネガティブ感情を悪く思わない
メンタルを鍛えたい人がまず始めに考え直すこと
「ネガティブ感情は悪いもの」とは思わない
これは第一ステップとして、考えを改めてほしい点です。
「怒るのは、良くない」
「緊張するのは、みっともない」
「些細なことで不安になるのは、恥ずかしいこと」
「いつまでもクヨクヨするのは、情けないこと」
このように、「ネガティブ感情は悪いもの」と思っていると
強くなるどころかメンタルがどんどん弱くなります。
「人間なんだから、ネガティブになるのが当たり前だ」と思うこと
どういうことか?
そもそも人間の脳は不安を
感じるように出来ています。
脳科学的の話になりますが
脳内の中枢には
扁桃体という箇所があります。
扁桃体に基づく無意識の「予期感情」というものが
不安・恐怖の正体なので
個人差はあっても
人は不安になる生き物。
たとえば、誰かに話しかけて
「無視された」
「そっけない態度を取られた」
こんなことから
「怒っちゃいけない」なんて思うと
逆に不安や怒りが増してきます。
これは
「早く寝なくちゃいけない」と思えば思うほど
目が冴えてくるのと同じ原理。
ネガティブに考えてはいけないという思いが
余計な緊張感を生み、感情が暴走してしまいます。
そして
ネガティブな思いが、頭から離れなくなります。
そして、このままの状態でいると
次に来るのは「自己否定」です。
「こんなことで強い不安を感じるなんて、自分は弱い人間だ」
「こんなことで腹を立てるなんて、自分はダメな人間だ」
というように、ネガティブ感情を抱いている自分を
心の奥で否定してしまう。
結果、自分で自分を傷つけてしまう。
そんなことを繰り返すうちに、次は「自己評価」が下がっていきます。
そして、自分の性格を嫌いになります。
自己評価が低ければ、弱気になり
他人の目が気になったり
言いたいことが言えなくなったりします。
で、これまた自分を傷つけてしまう。
このような悪循環を繰り返すことで
メンタルを鍛えるどころか
逆に弱くなっていきます。
この悪循環の始まりは、「ネガティブ感情は悪いもの」と思っていること。
だから「ネガティブ感情は悪いもの」なんて
決して思ってはいけないのです。
ネガティブ感情は、自然な生理現象
ネガティブ感情は、人間である以上、当たり前に感じるもの
大事なのはネガティブ感情が生まれた時に
どう考え直すかです。
人から嫌なことされたら
怒って落ち込むのが普通です。
体調を崩せば
「治るのかな?」
「死んじゃうんじゃないかしら」
と不安になるのが普通。
これは「息を吸ったら、息を吐く」のと同じ
自然な生理現象。
Appleの創業者でプレゼンの天才といわれた
スティーブ・ジョブズでもすら
プレゼン前は激しい緊張でトイレを往復していたとのこと。
ネガティブな気分になるのは
ダメなことでも恥じることでもなく
人間として当たり前のこと。
メンタルを鍛えている人は、この事実をしっかりと受け入れています。
「腹が立つものは、腹が立つ」
「不安なものは、不安だ」
「それの何が悪い?当たり前だろ」
といった感じですね。
だから、感情が暴走することもないし、自分を否定することもない。
ネガティブなときでも、ネガティブなまま堂々と生きていけるんです。
著名な心理学者ジークムント・フロイトは、こう言います。
今こそ、嫌われる勇気で知られる
アルフレッド・アドラーは言ってます。
今の自分を認める勇気を持つ者だけが、本当に強い人間になれるのだ。
繰り返しになりますが
ネガティブな気分になるのは
ダメなことでも
恥じることでもないく
人間という生き物として当たり前のこと
と理解し、自分の弱さを認めることで
健全なメンタルをキープできます。
メンタルというのは筋肉と同じで
明日からいきなり強くなったりはしません。
しかし
ネガティブについて正しい理解をして
理解したことを最初は数日に一回
習慣化してきたら毎日一回
思い出すことで
心の鉛が軽くなってきます。
是非明日から考え直して
楽しい人生をおくってもらえればと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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