目の見えない人がいない世界【東京シェアハウス/リバ邸の住人】
朝は全盲のロッキー宛に
税金の督促状の手紙が届いた
俺)ロッキー、税金払えってばい?
ロ)あ、そうなんですね~
うん?いや、待てよ・・・
俺)てかさ、国とか市にはロッキーが
目が見えない事って分かっとうんよね?
ロ)そうですよ。
俺)じゃあ何で紙を送り付けてくるんやろう?
送るにしてもせめて点字じゃじゃない??
ロ)僕らみたいな人間の母数は少ないですからね。
国みたいに大きな組織じゃ対応しないですよ笑
彼の笑顔は、今まで幾度となく
こういった事を味わった事のある笑顔だった。
俺は国こそせなやろうもん!!と思ったが
俺もロッキーと暮らすまでは何の関心もなかったのが
事実。
自分の中には視覚障害者はいない世界だった。
俺)じゃあこういう紙はどうすると?
ロ)アプリを使って読みます。
俺)え??どうすると??
ロ)ボランティアの人とテレビ電話が繋がって
見てもらうんですよ。見ますか?
そうして俺はロッキーの目となる
アプリを使ってる所を見せてもらった。
これは一つ自分の中でとても面白い事で
国などの大きな組織が助けていない少数派を
企業なとの小さな組織が助けている事もあるんだな~
と実感できた。
もちろん逆もあるのは大前提だけど。
ロッキーはこのアプリをあまり使っていないようだ。
めんどくさいのか、彼の自立心が高いのか、
両方なのか。
目の見えない彼に対する興味はつきない。
動画はアプリを使ってピザを頼んでもらう動画です。
動画の後半には映画館を楽しむアプリや触読時計の紹介もあるので
見て下さいね~。
いいなと思ったら応援しよう!
より多くの人の話を聞き文章化していきたいと思っております。
取材に際しかかる費用があるので
是非、サポートしていただけると嬉しいです。
絶対に1+1は0にはならないと思っておりますので
よろしくお願いします。