★腸の炎症が病気の原因?
前回の記事では食物繊維の中でも積極的にとってほしい『発酵性食物繊維』について紹介しました。
一般的に食物繊維は
腸内で発酵する(発酵性食物繊維)と
そうでないもの(非発酵性食物繊維)
に分かれます。
非発酵性は腸内で分解されないため
お通じ改善に最適で、
発酵性は便秘改善だけでなく
🔸肌荒れ改善
🔸免疫機能UP
🔸生活習慣病
などの効果を発揮することをお伝えしました。
発酵性食物繊維について詳しく書いている記事もありますので興味のある方はぜひこちらもご覧ください。
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今回は
『食物繊維は全身を健康にする』
の第一弾になります!
食物繊維は全身を健康にする
食物繊維を食べれば
お通じが良くなるというのは
知っていると思いますが、
食物繊維の摂取が
🔸糖尿病
🔸肥満
🔸大腸がん
🔸認知症
などのリスクを下げることが
分かってきていて、
腸だけでなく、全身の健康を維持することで
注目を集めています。
腸の炎症が病気の原因!?
なぜ食物繊維が全身を健康にするのか。
それには
主に腸の炎症が関わっています。
腸の炎症が起きると
体の中で炎症を起こす物質が
侵入しやすくなります。
異物や炎症誘因物質が
体内に入りやすくなると
全身で過剰な免疫反応を引き起こしたり、
メタボリックシンドロームなどを
悪化させたりしてしまいます。
この異物の侵入を抑えることで
免疫機能を正常にしたり、
肥満を予防します。
炎症を抑えるにはあの繊維!
そこで腸の炎症を抑えてくれるのが、
前回から紹介している発酵性食物繊維です!
発酵性食物繊維は、
腸内細菌が分解して酪酸などになります。
この酪酸が腸の炎症を防ぐと言われています。
腸が発揮する免疫機能!
また、腸が免疫機能も兼ね備えています。
小腸には「パイエル板」があり、
腸管内を通るものを取り込み、
全身の免疫細胞にその情報を
伝えているからです。
腸が免疫において重要といわれるのは
このおかげですね。
最近では
免疫細胞を活性化させることで
感染予防効果にも期待されています。
免疫が低いと
感染後の重症化などにも関わるので
食物繊維で免疫力をあげることを
おすすめします!
次回は
腸内環境が脳や感染症、生まれくる子供にまで
影響してしまうということについてまとめます!
ここまで読んでいただき
ありがとうございました!!
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