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Photo Walk(東京駅編)

カメラが壊れた…

ワクワクした気持ちで東京駅に着いて
レンズを建物へ向けると
カメラが動かない…
東京駅の前で焦りジタバタする

カメラを逆さにして
上からトントンと叩いてみたり
万が一の奇跡を信じて
ファミコンのデリケートな部分に
息を吹きかけるように
カメラの陰部に
フーフーと息を吹きかけてみる

もちろんカメラは動かない…

数分間、東京駅の前で
カメラと格闘した結果
ただのバッテリー切れだと気付く

初歩的なミス…

今日は何をしに来たんだ?と落ち込む
まぁカメラ初心者だし仕方がない
切り替えて東京駅を散策することに

なので今回のPhoto Walkは
スマホでの撮影になります


人間はバッテリーが切れてからが
本当の勝負だと思って生きてますが
機械(カメラ)にそれを求めてはいけない
当然、動かないものは動かないです
首にぶら下げたバッテリー切れのカメラが
いつもより重く感じてしまう
使うことのできないカメラは
ただの金属とプラスチックのかたまりだ
カメラを始めるようになってから
構図を気にするようになった
それが最大の意識の変化なのかもしれない
構図次第でスマホでも良い感じに撮れる
この日のお目当ては
丸の内オアゾの1階にある
ピカソの戦争画『ゲルニカ』の複製壁画の展示

しかし絵がない…
近くの洋菓子屋さんの店員さんに尋ねたら
「去年、撤去されましたよ」とのこと
まぁこんな日もあるかと心を鎮める
そしてもう一つの、お目当て
平将門さんのお墓。

高いビルのオフィス街の間にポツンと建っていた
様々な都市伝説があるスポットですが
独特の雰囲気を感じた。参拝者も多くいました
3つ目のお目当てのカレー屋さん
約5年ぶりの「ボンディ」
実はここがメインイベントでした

地下への階段を降りると…
シャッターが閉まっている
この日の営業時間は変則的で閉店してました
今日はアンラッキーな一日だと確信する
「ボンディ」への執着心は消えず
別店舗の「ボンディ」へ歩いて向かう

やはり美味しかったです
カレーは幸せを運んでくれますね
食べたい欲望が勝ってしまい
カレーの写真は撮り忘れました
古本街の神保町へ行く予定がある方は是非!
夜の東京駅は品があって好きです
東京駅を擬人化すると凛とした女性に感じる
ずっと見ていられる優しい風格がある
いつもこんな女性に惹かれてしまいます




・カメラのバッテリー切れた
・ゲルニカが撤去されていた
・ボンディが変則的な営業時間だった
・帰りの電車で酔っ払いのオッサンに愚痴を聞かされた

そんなアンラッキーな
東京駅での1日でした


それではまたCiao!



【後記】

東京駅付近のお洒落なカフェで
大きなサングラスをかけ
ノートパソコンを2台並べて
スマホを2台操作しながら
真剣に作業する人を見かけた
「嘘つくなよ!」と思って笑ってしまった

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