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一年経過。
「今日でちょうど1年が経ったんですよ」
ボクシングジムのトレーナーさんに
練習中、声を掛けた
「そっかぁ!なかなか1年続く人はいないよ」
笑顔で褒められた
多くの会員さんは約1ヶ月くらいで
少しずつ来なくなってしまい
そして約3ヶ月ほどで
辞めていく人が多いみたいだ
トレーナーさん曰く
初回のトレーニングの姿を見たら
その人か続くかどうかが分かるらしい
それだけボクシングというスポーツは
精神的にも肉体的にも過酷さを強いられる
数ヶ月で辞めてしまう人の気持ちもわかる
「君は続くと思ってたよ」
両手のミットを叩きながら
力強く言ってくれた
*
一年前、勇気を出して
ボクシングジムの体験入会に申し込んだ
あの日の出来事は今でも鮮明に覚えている
・ジムの扉を開ける時のドキドキ感
・ボクシンググローブをはめた時の高揚感
・サンドバッグを殴った時の爽快感
・終わってからの圧倒的な疲労感
・帰り道での謎のワクワク感
今まで動かした事のない
思考や筋肉や細胞が動き出したようで
汗と共に色々な邪念が流れていった
ボクシングを始めてみて
初めに痛感したのが
”3分間がどれほど長いか“
という事だった
たった3分という時間が
永遠のように長く感じてしまった
(これを読んでる皆さんも、縄跳びでも、その場でのジャンプでもいいので、3分間やってみてほしいです。目ん玉が飛び出るキツさです)
運動神経や体力や腕力には
多少の自信があっただけに
何も出来なかったことが悔しくて
それが面白いと思えた
出来なかったことを
練習を重ねていくと
出来るようになっていく
そんな当たり前のことが面白かった
どんな事柄でも”継続“は難しい
苦しいトレーニングを
継続するコツは何なんだろうか?
自分はラッキーなことに
ボクシングに面白さを見出せている
楽しみながら没頭ができている
そもそも継続しようなんて思っていない
努力とか我慢みたいな感覚がない
たぶん継続への最大のコツは
”快感“に尽きるのかもしれない
継続の答えになってないと思いますが
”楽しい“とか”好き“の快楽のパワーは
どんな困難な事柄でも乗り越えられると思う
そんな没頭できるモノが
また1つ見つかったことは
人生にとって幸せなことへの
財産なのかもしれないです
一年前の心境です
*
【後記】
ボクシングから学んでることは
精神的にも肉体的にも思考的にも
本当に沢山あります
・とりあえずやってみる事の大切さ
・安全圏から一歩踏み出す勇気
・日々の積み重ねの大切さ
・頭の中をクリアにして熱中できる精神
・限界を越えた後の達成感
・対戦相手に敬意を表する誠実な心
ボクシングには人生が詰まってます
これからもボクシングを通して
人間として成長していきたいです
1年記念にボクシンググローブを新調した
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趣味のアイテムを選んでる時間が
いちばん楽しいものですね♪
(実はこれが一番大切だったりする)
それではまたCiao!