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けもの道 04[2018春]

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狩猟専門誌『けもの道』の2018春号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「猟犬と歩く。その先にある光景」。伝統の宮古の熊ぶち、かわいいのに頼れるミニチュアダ…
『けもの道 2018春』の有料記事を6本以上お読みになりたい場合は本マガジンをご購入いただくとお得…
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#鹿

鳥獣害対策という仕事 〜 その持続可能性と展望

獣害対策で期待される民間企業の参入鳥獣害問題の深刻化に伴い、この分野に新たに参入する民間企業や起業が増えている。 最近では求人数も増え、私が加入しているMLへは一昔前には考えられなかったくらいの頻度で求人投稿がある。 ただ、仕事内容の多くは「捕獲」にかかわるものが多い。これは当然のことではあるが、「需要」が増加したからだ。 国は、ニホンジカとイノシシの生息数を10年後(平成35年度)までに半減することを当面の捕獲目標とし、平成26年の鳥獣法改正により、都道府県等による

ヤクシカ、屋久島から全国へ 〜 ジビエ・加工品としての利活用現場レポート

写真・文|安藤“アン”誠起 世界自然遺産の島でも起きていたシカの食害九州本土の最南端から南へ約60kmの海上に浮かぶ屋久島は、花崗岩が隆起してできた円形状の島だ。周囲132km、島面積504.89㎢のこの島は、樹齢7200年説もある巨木・縄文杉をはじめ、島内の大部分が深い原生林で覆われている。その類を見ない豊かで多様性のある自然環境が評価され、1993年には世界自然遺産に登録された。 昔から屋久島では「サル二万、シカ二万、ヒト二万」と言われるほど、鹿が多いので有名だ。現

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ニホンジカ、肉と皮まで使い切る 〜 メリケンヘッドクォーターズが目指す社会貢献と事業の両立

洋服屋ができる社会貢献2000年、メリケンヘッドクォーターズ(以下「メリケン社」)は神戸にオープンしたメンズアパレルショップの「Howdy Doody(ハウディードゥーディー)」から始まった。 店では港町らしく釣り人や船乗りをイメージしたオリジナル商品やセレクト品を販売。そして地元客と接する中で兵庫県で発生しているニホンジカによる農林業被害や、捕獲された個体が大量に廃棄されていることを知るようになる。 「廃棄されるニホンジカの皮を事業として活用する。それが獣害問題に対し

【取材レポート】隠れた鹿をドローンで探せ! 鹿検知コンペティション in INA Vally 2017

鹿検知コンペティションとは?鹿検知コンペティション(以下「コンペ」)とは、2017年10月18日から21日まで長野県伊那市で行われたドローンの一大イベント「ドローン・フェス」内で実施されたドローン競技(競技実施日は19、20日)だ。 近年、野生鳥獣対策の担い手が不足する中、無人自律飛行や空撮が可能で、さらに技術の発達により様々なカスタマイズが可能になったドローンを使うことで、効率的な野生鳥獣対策を目指そうという動きが活発になっている。 今回行われたコンペは、広く一般から