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けもの道 03[2017秋]

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狩猟専門誌『けもの道』の2017秋号の有料記事をまとめてお得に読めるマガジンです。特集テーマは「肉好き猟師必見! 肉々しい特集」。ジビエレシピや熟成処理の注意点、ウイルスの危険性…
『けもの道 2017秋』のnote版有料記事4〜5本以上お読みになる場合は本マガジンを購入するとお…
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#猟犬

猪犬と老猟師、ともに歩いて50年 〜 時代とスタイルの移り変わり

写真で振り返る犬持ち猟師の自分史旧『けもの道』から投稿記事を送り続けてくださっている静岡県在住の久住英樹さん(73歳)。自他ともに認めるベテラン猪犬猟師だが、脚の不調から今夏、手術に踏み切ると聞きつけ陣中見舞いに駆けつけた。 しかし、齢73歳の老猟師は、今年度猟期を見据え脚にメスを入れることを決断したのであり、まだまだ引退知らずの現役の勢子頭だった。 取材日|平成29年5月20日 文・写真|佐茂規彦 「藤姫」から始まった有色紀州犬へのこだわり久住さんが20歳を過ぎて散

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猪猟における止め場の対処 〜 絡み止め編

文|羽田健志 はじめに前回『狩猟における止め場の対処 〜 咬み止め編』でも触れましたが、ここのところ、狩猟免許取得者が微増傾向にあります。 また「ジビエ」という言葉をよく耳にするようになりました。狩猟そのものよりも、ジビエという言葉が独り歩きしている感じすらあります。 また自分自身と照らし合わせてみると、まるで一致するところがないようなファッショナブルな狩猟に関する雑誌や記事も見かけるようになりました。そして狩猟に関するイベントも各地で開催されています。 狩猟免許取

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【猪犬閑話】「義清の鉄」の祖犬をたどる

↓本稿とあわせて『【猪犬トリビュート】『紀州名犬語り草』で称賛される紀州三名犬』をお読みいただくことをおすすめします。 「義清の鉄」の祖犬をたどる著者八木進 「紀州3名犬」のうち「義清の鉄」(写真)は現代でも語り継がれる名|猪犬であるが、当時の犬(大正8年か10年頃と、出生には諸説ある)には珍しく両親とも判明している。 これは紀州犬愛好家で、「紀州犬」の名付け親である石原謙氏が著した「紀州名犬語り草」を参考としたのが定説となったようである。 ここで重要な母犬の「玉」

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【当世猪犬見聞録】紀州系猪犬に半生をかけた猟人

文|八木進 出頭忠康 〜 紀州系猪犬に半生をかけた猟人「紀ノ國」和歌山県は古来より「木ノ國」とも言われ、良質の檜・杉の産地として名高い。その豊かで秀麗な紀伊山地を源とする銘河川も多く、古くから川筋ごとに名猟師・名猪犬を輩出している。 中でも熊野山地の最深部を源とする「古座川」は、名紀州系猪犬の産地としてつとに有名であり、中でも上流部の支流「西川」付近から出た「古座川黒」は、特に秀でた希少な猪犬として猪猟師の垂涎であった。 茨城県鹿嶋市在住の出頭忠康氏(69歳)は狩猟歴

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猪犬の選び方・育て方 〜 三重県中島猪犬訓練所編

文・写真網地貫 猪犬の選び方「猟師一代、犬一匹」 長い狩猟人生の中で数多くの猟犬を飼育しても満足できる犬と出会えるのはたったの一匹という|諺だ。 よく「高名な系統の犬を大枚はたいて譲り受けたが全然ダメだった。騙された。」という話を聞く。 猟能とは遺伝するものなので、代々優秀な血統から入手すれば良い犬に巡り会う確率は上がる。名犬同士から生まれる子がすべて優秀なら大量生産も可能なのだが、そう簡単ではないから難しい。 特に猪猟は、鳥猟や兎猟とちがって、獲り方や猟芸のバリ

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【大会レポ】第10回 全国猪犬猟能競技大会 〜 熊野山本猪犬訓練所

開催日平成29年4月16日 開催場所|熊野山本猪犬訓練所 写真|佐茂規彦 ごあいさつ熊野山本猪犬訓練所所長・山本弘之 去る4月16日の大会には、ご多忙な中、遠路和歌山までご参加いただき誠にありがとうございました。 ご参加いただいた出犬者、見学者、スタッフの皆様のお陰を持ちまして無事、盛大に開催することができ、誌面をお借りして厚く御礼申し上げます。先行き厳しい猪猟犬業界ですが、今後も本大会を継続していく所存でございますので、よろしくお願いいたします。 各部門の優勝犬【

猟犬としてのビーグルを追う 〜 第38回全猟ビーグル猟野競技会・西日本決勝大会

文・写真|佐茂規彦 ビーグルの猟芸を競う競技会狩猟者の間でもあまり知られていないが、日本国内で猟系アメリカンビーグル(兎猟用)の猟芸を競う競技会が開催されている。一般社団法人全日本狩猟倶楽部主催のビーグル猟野競技会だ。 今回(平成29年)で38回目を迎える伝統ある競技会で、自然の猟場で自然のゲーム(兎)を相手にするというハードな内容。競技といえど実猟下と条件は同じであり、犬の能力はもちろん、犬とともに歩くハンドラーの手腕や実猟経験が問われる競技なのだ。 今回、本誌では

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