シカ害に脅かされる鴨川の水源地 〜 “実感する” 狂い出した森林生態系
京都市内を流れる清流・鴨川。古くは平安時代から日本の史記に登場する歴史ある河川の一つであり、その水源は京都市北区の深山地域、雲ヶ畑にある。近年、増え過ぎたシカによる害はその水源となる森林にも等しく及んでいる。鴨川の水源を見守る岩屋山志明院の住職・田中真澄氏にシカ害の実態を聞く。
ごく短期間で現れたシカの害「シカが増えたのは、ここ12~13年の間ですね。それまではこの寺の周りでもたまに見かけるぐらいで、当時はまだ自然の動物と出会うのが嬉しかったものです。」
雲ヶ畑地域を登る