私と小説
こんばんは!
ケミオです。
金閣寺放火事件を題材に書かれた、三島由紀夫の傑作『金閣寺』の冒頭です。
小説自体は有名、冒頭部分もそこそこ有名、のはず。
これが、私が最も好きな小説です。
消してしまいたいまでの衝動に駆られる、憎しみの対象としての美=金閣寺。
その美を小説全体で表すかのごとき、美しき文体。
初めて読んだときに、思わずすごいと思った。
と、偉そうに書きましたが、私は文学に精通はしていません。
本は並以上には読んだかもしれませんが、おそらく小説は2~3割くらい。
ただ、有名な作家は少なくとも、かじりはしました。
夏目漱石はだいたい読みました。
芥川龍之介は結構読みました。
太宰治も結構読みました。
森鴎外はちょくちょく読みました。
三島由紀夫はかなり読みました。
川端康成は何冊か読んだけど…個人的にあまり合ってない感じがしました。
他には、数冊読んだだけですが井伏鱒二は面白かった記憶があります。
坂口安吾は『堕落論』が面白かったですが、その他は難解だった記憶があります。
現代作家では、村上春樹。
追いながら読んでいる作家は、この方しかいません。
内容をほとんど覚えているほどのハルキストでは、まるでありませんが。
そんなこんなで、私の小説ベストスリーを挙げるならば。
三島由紀夫『金閣寺』
村上春樹『海辺のカフカ』
吉村昭『破獄』
3番目は坂口安吾の『堕落論』のつもりでしたが、よく考えたらこれは小説ではなかった。
なので『破獄』にしましたが、3つ目は候補がいっぱいあって、中でも三島由紀夫『青の時代』と迷いました。
この辺は、その時の気分によって違うことを言うかもしれません。
今日は自らもただ気分転換のつもりで、アダルトチルドレンと関係ないことに終始しました。
金閣寺、また読もうかな。
お付き合いいただきありがとうございます。
今日もお疲れさまでした!