あるべき学校教育は時代に応じて
明治時代、産業を興し、軍隊を強くするため、学校教育を設けました。全国民に教育の機会を提供することは、江戸時代までの日本には考えられないイノベーションだったはずです。
そして、優秀な学生は役所や軍部にて、そして時代を経ると企業にて出世の機会が得られました。
戦後も学校教育は見直しされながらも継続します。学校教育から更に幅広く人材が企業に提供されるようになり、経済界から人材の優秀さを図る共通尺度が求められました。それが共通一次試験であり、偏差値だったのです。そして、学校教育から高度経済成長を支える人材を適材適所で提供されました。
現代の経済にて活躍できる人材を輩出するためには、学校教育には何が求められているのでしょうか。
一律な教育のなかで共通尺度、ではなく、各個人のビジョン、目指すものを支援することが必要では、と感じます。