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考えすぎるよりも、実行に移してから改めて考える
季文子、三たび思うてしかる後に行う。子、これを聞きていわく、
「再びせばこれ可なり」(論語、公治長第五)
(魯の家老の季文子は、三度考えてからはじめてそれを実行した。先生はこれを聞かれて、「(考えすぎるのもよくない)二度考えたらやるべきかどうかはわかる」といわれた)
自分自身も気づかないところでそうなっていることがあるかもしれませんが、なかなか実行まで時間がかかる方というのはいるものです。そうした方に、なぜ実行されないのか聞いてみると、色々と考えている中で、結局動き出せていない、ということがあります。
人それぞれですので、何が正しいということもないと思うのですが、こういうお話しを聞くと、動き始めないと何も変わらないよな、と感じてしまいます。実際、実行する前にあれこれ懸念点やリスクを考えたとしても、実際に動き始めると考えていたことが起こらなかったり、逆に考えていたことが起こったりするものです。
そうであるならば、動いた上で本当の懸念点やリスクを見極めた上で、必要な対策を取った方が、結果的に目標実現も早められるのではないかと思うのです。
とはいえ、自分が自覚していない局面では、自分自身も考えすぎて実行に動けていないこともあるかもしれません。よくよく自分も振返りながら過ごしていきたいものです。