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「哲学者」レオナルドダヴィンチの言葉

「哲学者」レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉

年明けからレオナルド・ダ・ヴィンチに関する本を何冊か読み進めていますが、彼の存在はまさに凡人の理解を超えるものだと感じます。

一般的には画家として知られ、『最後の晩餐』や『モナ・リザ』が有名ですが、完成した絵画は実はそれほど多くありません。その理由の一つとして、「未完成癖」があったとも言われています。

しかし、ダ・ヴィンチの魅力は画家にとどまりません。彼は博学者、科学者、占星術師など、多くの顔を持ち合わせていました。さらに、土木分野にも造詣が深く、運河の企画や設計に携わるなど、驚くほど多才な人物です。

そして、もう一つ注目すべきは「哲学者」としての一面です。当時の王侯貴族からも哲学者として評価されていた記録が残っています。彼の手記として知られる『ダ・ヴィンチ・ノート』には、現代にも通じる洞察が数多く記されています。

そんな『ダ・ヴィンチ・ノート』の言葉をわかりやすくまとめたのが、『超訳ダ・ヴィンチ・ノート』(桜川Daヴィんち著、飛鳥新社)です。この本では、ダ・ヴィンチの言葉を「自尊力」「没頭力」「洞察力」「創造力」「対人力」「実践力」「幸福力」という7つのキーワードで分類し、現代人にも響く内容に整理しています。

どれか一つでも心に引っかかるキーワードがあれば、一度読んでみて損はない一冊だと感じます。


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