学校は小さな社会
中学、高校、小学生のときと違って、大人なようで大人じゃない世界。
思春期の辛い中学生活から、夢見て高校生になったはずなのに、現実は甘くなかった。
友達との関係、わけわからないスクールカースト。
みんなが自分の事を下に見る。
誰が上とか下とか、大人からみると
「くだらん」って思うけど
だけど、子どもたちの社会にはそれが重要だったりする。
昨日も、上の子とその話になって、
「高校で嫌なこと言われたらどうしたらいい?自分のこと甘くみられたらどう思う?」
と、上の子に聞いてみた。
「学校は小さな社会だから。クラスがしんどかったら別のコミュニティを作るんよ。学校だったら、部活とか。アルバイトするとか。 自分の自尊心を、上げる場所をつくる。」
「オレはそうしてきた。クラスのヤツらにバカにされて、いつも下に見られて、パシリにもされたけど。」
上の子には、茶道部があった。
週2回の部活だったけど、木曜日と金曜日は楽しそうだった。先生とも仲良くて、茶道を教えてくれる家元の先生にもかわいがってもらっていた。
卒業した今でも、後輩と出かけたりする。
クラスの中では、それなりやり過ごして、学校の課題葉コツコツ提出して。
自分の特性があって、苦手があっても、
そのことを自分で理解して、クラスでは
すごす。
自分の居場所を、みつける。
学校の中で難しいなら、別の場所で。
自分を必要としてくれる人達、
自分が生きていて楽しいと思えること。
自分の居場所を持っておくこと。
それが、学校という小さな社会で生き抜く、すべなんだろうな。
ちなみに、下の子に中学で嫌なことないか聞いてみた。
「たまに言われるけど、関係ねぇ!って思うから。どうでもいい。気にしない。」
言われてもすぐに忘れるみたい。
下の子はたくましかった(笑)