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「初志貫徹」ってこういうことかな…

先日、私に薬膳を教えてくださった
恩師の勉強会で
プレゼンをさせていただきました。


内容は


「電子書籍出版までの軌跡」


とは言ってもスライドは数枚くらいの
ゆるいプレゼン(笑)


・なぜ電子書籍を書こうと思ったのか
・いつから始めたのか
・なぜ、テーマを「おべんとう」や「思春期」にしたのか

などなど。


プレゼンしながら、改めて自分が
どんな思いを持って
電子書籍出版までたどり着いたのか、
しみじみと振り返ることができました。


そして書籍を読んでくださった恩師から
こんなコメントをいただきました。

「私の教室に来た頃に語っていた薬膳への思いと、
書籍で綴られている今の思いが、
ずっと一貫しているなと思いました」


え!!!!


これは完全に無意識だったんです。

もはや、そんなことを語っていたことすら
忘れていたくらい……(笑)

でもそう言われて、
当時の記憶が蘇ってきました。


言っていたな、私。


それを先生は覚えていてくれた。

そして私に思い出させてくれた……。


最初に持っていた志は
今もずっと同じだったことを
再認識できたことが
とても嬉しかったんです。

思わず胸が熱くなった瞬間でした。


頭をよぎった「初志貫徹」という言葉。
こういうことなのかな…。

初志貫徹 
読み方:しょしかんてつ
意味:
最初に決めた志、目標を最後まで持ち続けることという意味の四字熟語である。志を立てたとしても、時間が経過するとともに状況の変化や事情が生じて、決意が揺らいでしまうことがある。初志貫徹には、そうした弱さに負けず、やると決めた目標や志は貫き通すことが大切だという意味が込められている。
辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書 国語辞典より




講師を初めて2年が経とうとしています。

「何がしたいの?」
「何を教えたいの?」
「誰の役に立ちたいの?」
「この先はどんなことをしたいの?」


ずっと自問自答を繰り返しながら
ここまでやってきました。


けれど「もう薬膳がやだ!」と思ったことは
一度もありません。


薬膳の考え方、中医学の理論は
やっぱり大好きで
本当にすごいなと思うことばかり。


今でも厚さ5センチくらいの
中医学の参考書や薬膳の本を
読み出すと楽しい♪


コース講座のスライド資料を作るときも
参考書を読み出したら没頭してしまい、
資料作りが全然進まなかったことも(笑)


もっと近道は色々あるんだろうし
もっと器用なやり方はあるのかもしれない。


けれど最近になってようやく
自分の出せる"最高速度”と
自分が守りたい”走行速度”が
分かってきたように思います。


私は自分の思いを大切に運びながら
今日も不器用に前へ進みます。


「たくさんの生徒さんを見てきたけれど

最初にバンっと成功してしまう人より

最初は不器用でもコツコツ長く続けていく人が

やっぱり最後はうまくいくんです」


終わり際に先生が残してくださったひと言。

やさしい余韻となって
今日も心の中に残っている……。



2023年3月1日
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家事・育児・生き方が不器用なビリ主婦が
娘の中学入学をきっかけに
好きではなかった
お弁当作りをすることになった…。

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親としての思いや気持ちの変化。

そしてそこから見えてきた
「人生で本当に大切なこと」とは……

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