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フェーズに合わせた1年を過ごす

お正月の休み明け、新学期や新しいスタートの時期。こういった節目を迎えると、なんとなく「新しい目標を立てなくては」「もっと頑張ろう」という空気が生まれるのを感じます。

でも、実際のところ人生には拡げる時期だけではなく、縮める時期やステイの時期もある。アイディエーションのワークショップでも発散と収束があるように、人生にもフェーズがあると思っています。
なにせ人生長いし。

なので、雰囲気に長されて、無理に高い目標を立てたり、勢いをつけて拡大を目指すより、「少し落ち着きたい」「いったん手元を整理したい」という気持ちを大切にしてもいいと思う。

これまで蓄えてきたものを一度見直し、大事に持ち続けたいものと手放してもよいものを仕分けしてみたり、今まで拡大してきた物をどう整理するか考えながら過ごしてみたり。
そんな一年の過ごし方もあるはず。

一方で、そろそろエンジンをかけたいという意欲が湧くなら、その勢いに乗るのももちろん悪くない。

そして、特に変化を求めないなら、そのまま変わらず日々を過ごす選択もありです。

通常の日々が始まると、職場や周囲の雰囲気に流されやすくなる。でも、「今自分はどのフェーズにいるのだろう」と一度立ち止まってみることも大事です。

そして収束やステイの時だとしても、自分はそのフェーズにあると認識した上でそれを選ぶとやすむことに対する罪悪感もなくなる。

さぼったりがんばれない、というよりも自分の自覚的な選択。

新年に漂う「さあ、頑張るぞ」という空気にあまり左右されず、それぞれが心地よいテンポを保つことができるのがサステナブルだし、健全。

自分が発散、収束、ステイのどのフェーズにいるのかを見つめ直すだけでも、これからの一年がぐっと自分らしくなると思います。

そんな私も、ベンチャーとコンサルティングという成長、目標達成が命の業界に長くいて休むこととは無縁だったのですが、昨年はじめて仕事を詰め込まず最低限に減らし、一年の半分以上のんびりしていました。

今まではがんばらない自分を許せなかったのだけど、存分に仕事のペースを落とし、子供のサポートができたのは結果よかったと思っています。

その後8月からはがっと仕事をしたので、今年はそれを収束させたいと思っています。


【 About 】

私の自己紹介は、「けりーはなにしている人なのよ?と思っている人へ」からどうぞ。子供4人のひとり親として一馬力でシンガポールでキラキラしない生活をおくっています。

21歳、19歳、7歳、5歳の子育てのスタンスは、「私の子育てについての反省文」から。現在2ターン目の子育て中です。


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けりー|シンガポールでキラキラしない生活を送る働く母さん
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