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noteを持ってやんわりと   4

やっと出発の日
義理の弟の引っ越し手伝いで
家族みんな出かけ
私は一人でお留守番

始終その引っ越しに対する
顛末を聞くのもしばらくは落ち着くだろう

どうだろうな

ひょっとしたら
始まりかもしれないし

とりあえず私は
一人でいるのも好き

その時ワクワクしている私がいた

文房具が好き

だから
なにかを
紙に
書くことになる

家にいて
用事のないときは
ほぼ
筆ペンを使って
イラストや文字を書いている

心が満たされていくのを感じて
あぁ、なんていい日なんだろう
なんにもないのに

なんにもないから
いい日なんだろうな

ことばが浮かんでくる

そして、書く

そんなに疲れているとは
自覚していないのだけど
頭が忙しいのだ
きっと

そして、それらが
時々誰かの心の
ちょっとした隙間を埋めるようなことがあって

そんな出来事に
喜びを感じる

毎日なにかしら
喜んでいると
どこからともなく
わたしによびかけてくれるひとが
現れる

桂奈さんー
癒やされましたー

ふふっ

あんまりことばはいらない

もう十分伝わったと
感じる 



目の前にいる人には
明るい笑顔で接したいと思う
けれど現実は
時間だけがせわしなくすぎて
ついイライラとした
言葉がでてしまう

ボワッとしている私でも
人並みにイライラもするし
誰だって
そういう波はある

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