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お客様は誰?-2

教育にとってのお客さんのはなし。

前回お客様を以下のように定義した。

”お客様”とは提供する製品やサービスを受け取り、その価値認め、その対価を支払ってくれる人や集団のこと。

この定義に基づけば、教育における対価を支払ってくれる方は、生徒児童ではないことがわかる(正確には、生徒の場合はほとんどの場合はというべきかもしれない)。親などの保護者であり、税金によって運営されているので、納税者が顧客となる。しかし、学校は実際のサービスを直接的には顧客に提供していない。顧客は何に対して対価を支払っているのであろうか?

顧客を保護者とした場合には、子供たちが心身ともに健全で過ごし、教育の次のステージや将来のキャリアパスに対して多くの選択肢を得たり、希望を叶えることによって得られる幸福感がそれにあたるだろう。

顧客を社会としたときには、社会への貢献が可能であったり、安心して生活が可能であるやさしい社会の構成員を育てることに対して、対価(税金)が使われる。

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