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デザイン組織として1年間やったこと

こんにちは!GAのデザインマネージャーの山本です。私が入社して、はや一年。この一年で、デザインチームとして取り組んできたことを、振り返りたいと思います。


1.調査から課題を把握する

まずは、デザイナーたちが抱える課題をヒアリング。同時にマーケティングやPdMなど関連部門の責任者にインタビューを行い、デザインプロセスにおける課題や理想像などもヒアリングしました。

1.デザイナーからの課題

・デザインの目的が見えない
・事業方針の変更理由が落ちてこない
・評価の環境が不透明

2.関連部門からの課題

・生産性をあげてほしい
・アイデア出しから参加してほしい
・クオリティーをあげてほしい

ここでキャッチアップできた課題を属性ごとに、緊急度・重要度に振り分け、視覚化していきました。

課題の可視化

2.戦略を計画・設計する

同時に、組織改善の構造をベースに、ロードマップも作成しました。組織設計、採用・育成、組織運営という項目にわけて計画を建て、優先度の高いことから着手していきました。

デザイン組織改善の構造

1.ロードマップの作成

全体的な計画を1〜3年で設計しました。

ロードマップ

2.直近展開するタスクのリスト化

課題の中でも、緊急度が高いものを直近のタスクとしてリスト化して、実行していきました。

緊急度の高い課題

3.緊急度が高いことから実行する

デザイナーがもっと活躍できる環境を作り、どうビジネスに貢献できるようにするか?そのために必要なことを優先度をつけて対策しました。

1.デザイン組織のMVVを策定

まずは、デザイナーとしてどういった価値を提供していくのか?を明文化。どういった行動をして、どういった方向に進むべきか?みんなでワークを行い設定しました。

デザイン組織のMVV
ビジョンボードのワーク

2.ブランドガイドラインの作成

ブランドのガイドラインやクリエイティブブリーフ作成し、一貫性のあるコミュニケーションができる状態にしました。

ブランドガイドライン

3.デザインプロセスの見直し

アウトプットの品質を高めるために、デザイナーがプロジェクトにはいるタイミングを変更し、デザイン依頼のフローなども変更しました。

開発プロセス

4.アートディレクションガイドラインの作成

デザインの品質を高めブランドの一貫性を担保しながら、工数を削減するためにアートディレクションガイドを作成しました。

アートディレクションガイド

5.採用の母集団形成を強化

新しい仲間を増やす必要があるので、求人票の見直し、説明資料の改定、エージェントとの連携強化、副業人材へのアプローチ、スカウトルールの変更、社外への発信強化など、人事と連携して応募数の強化を進めました。

これら以外にも、目標達成評価、行動評価に加え、スキル評価も組み込んだ仕組みを作成し、テスト運用を始めるなどの取り組みも今後行っていく予定です。

2023年を振り返り、施策の一部をご紹介しました。まだまだ、たくさん改善する部分はありますが、みんなで協力して、より良いチームを作っていきたいと思います!


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