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Boro『ネグレスコホテル』(2020/11/06放送):ネグレスコホテルはフランス・ニースに実在する

2020/11/06の放送は、「敬和『年の差』プレイリスト」テーマ「ホテル」をお届けしました。

Boro『ネグレスコホテル』は、1983年にBoroさんの7枚目のシングルとして発売され、同年に発売されたシンビーノという炭酸飲料のCMに使用されました。


また、タイトルの「ネグレスコホテル」はフランス南方の海沿いの街ニースに実在し、ホテルの館内にはオーナーが趣味で集めた多くの美術品が展示されているそうです。

(台本から)

1983年にBoroさんの7枚目のシングルとして発売されました。渋いメロディーはどこか哀愁を感じさせます。サビに「あの日の2人のステップはもう踊れない」とあることから、失恋で傷心した男が一人旅に出、旅の中で過去の日々に思いを馳せている歌のように思えます。ネグレスコホテルはかつて愛した人との思い出の地だったのでしょうか。そう考えると先程紹介したサビがある夜の交わりを暗喩しているようにも…。
因みにこちらの曲は同年に発売されたシンビーノという炭酸飲料のCMに使用されたとのことです。
そして…博識な方はもうお気づきかもしれませんが題名にあるこのネグレスコホテル、なんと実在するんです。フランス南方の海沿いの街、ニースにあるんですね。このホテルの館内には、オーナーが趣味で集めた多くの美術品が展示されているそうです。1913年にオープンしたネグレスコホテルでしたが、間もなくして第1次世界大戦が勃発、戦時中は軍の病院として使われていたそうです。不運は続き、その後創業者のネグレスコは死亡、ホテルは倒産し売却されます。しかし1957年に現オーナーの父母がホテルのオーナーになったことで売上は回復、ネグレスコホテルはVIPの御用達ホテルへと上り詰めたのです。
そんな長い歴史とそこへと向かう傷心男性、傷心男性が向かったのは本当にこのニースのホテルだったのか、ちょっと気になりますがその思いを振り払って、きいてみましょう。Boro「ネグレスコホテル」


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