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【振り返りレポ】 Vol.265 「喝采」だけじゃない!妖しい雰囲気漂う楽曲が魅力のちあきなおみを知る(敬和年の差プレイリスト)


番組内容

不定期企画の敬和年の差プレイリスト。今回は、1969年に「雨に濡れた慕情」でデビューした、ちあきなおみさんを取り上げました。

今年サブスク解禁されたことで話題になりました。彼女の代表曲である「喝来」は、レコード大賞も受賞しています。番組では喝来のほか、「夜に急ぐ人」など、4曲も取り上げました。

歌手としてだけでなく、女優としても活動されていたちあきさん。タンスにゴンのCMなどに出演されていたそうです。ちあきなおみさんの曲を深掘りしながら、1992年に芸能活動を停止するまでの彼女の活躍について、振り返りました。

MCは小林で、一戸情哉国際文化学科教授も一緒にお話しました。

モニターレポート

 川上、宮本、高橋、富田、大滝、小竹、櫻井、高野

良かった所

  • 2人が知識を共有し合っていて良いと思った。

  • MC経験の多い小林さんと一戸先生で、全体を通して喋りが安定していた。

  • 4:00頃 ずっと明るい曲ばかりだったのに急に暗い曲をリリースした理由として、なおみさん自身の経験が重なっていることが面白かった。

  • 解説者の一戸先生がいてやっと成り立つ企画ですよね〜、一戸先生以外が解説しているのも聞いてみたいなと思いました。

  • 8分45秒から「合鍵」という歌を流す前にどんな内容の歌なのかを詳しく説明していて良かったです。

  • 3分40秒頃〜ちあきなおみさんの「喝采」について
    暗い雰囲気が特徴的

  • 11分18秒の喝采という大ヒット曲によって印象づいたキャラクターが作られたことがわかるところ。

  • 先生の見ていた時代の話も聞いてて面白かった

改善点

  • 8:30 曲はフェードアウトしたが、完全に曲が消える前にジングルが入っていた。

SNS広報

  • 背景にCDのイラストを入れていて良かった。

  • 今回の告知原稿はうまくまとめられたと思う。

  • Facebookの投稿にタンスにゴンのCMなどにも出演されていたと書かれていて興味をひかれました。

  • タイトルだけでちあきなおみさんの楽曲の雰囲気が伝わってくる

制作者コメント

再評価されている歌手ちあきなおみさんについて、小林さんのすばらしいアシストで、番組でとりあげることができました。「こんな古い曲知らないよ」という人がいるのは当然で、私とて「喝采」しか知りませんでしたが、デジタル配信の普及により、このように古い曲を再び掘り起こして学ぶことができるのは、2024年を生きる私達のメリットでもあります。30分番組で4曲紹介するだけでしたが、2人とも、かなりの数の曲を聞いて、テレビ番組の特集を見たうえで、収録にのぞみました。

情報メディアコースに「芸能史」のような領域は科目として設定されていませんが、芸能や音楽を過去から現在まで行き交いながら分析することは、それらを流通させているメディア(レコード、カセット、CD、音楽配信やテレビ・ラジオなど)のありようを学ぶことと並び、価値ある活動だと思います。

音楽企画は、休み期間などに収録していますが、学生の皆さんになじみのあるテーマ、全く知らないけれども「他の時代」「他の国・地域」に接近できるテーマ、いろいろ考えてみようと思います。(一戸信哉)


番組では、リスナーの皆さんからのコメントもお待ちしております。フォームからお気軽にお送りください。

(編集 菊池)


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