【お念仏の会】2020/10/15
みなさん、こんにちは。昨日の、お念仏の会(心のオンライン)は、いかがでしたか?うまく時間が合わせられた方、都合がつかなかった方、別の時間にお念仏してみた方。一人一人のお念仏の声が聞こえてくるようです。
さて、お念仏の時、木魚を使っていますか?今回は、木魚について、書いてみます。
木魚というのは、文字通り、木で作った魚です。もとは、魚版(ぎょばん)という、見た目も魚そのままの木の板でした。天井からつるして、木づちでたたいて音を出し、合図に使います。
本山で修行していたときは、魚版の音を合図に、朝起きたり、廊下に整列したりしていました。ずいぶん前の話ですが。
なぜ魚かというと、魚は眠るときも目を閉じないからです。寝る間も惜しんで勉強しなさいということで、怠け心を戒める意味があります。
木魚も、同じように魚をかたどっていますが、形は丸くて、柔らかい音がします。続けて打っても、うるさくないので、念仏やお経を読むときに、リズムをとるために使います。
大勢で読むときには、木魚がないと、まったく合わせられません。木魚の打ち方にもテクニックがあって、上手な人の木魚だと、声がうまくそろいます。
木魚について、さらに詳しい記事がありますので、参考にしてください。
暑い夏が過ぎたと思ったら、急に涼しくなってきました。風邪をひきやすい季節です。インフルエンザの予防接種はすまされましたか?今年は、新型コロナとのダブルパンチで、警戒を緩めることができません。
来月も、お念仏の会(心のオンライン)を行います。11月11日(水)の予定です。10分間のお念仏ですが、開始と終了の合図をツイッターで行います。ツイッターが使える方は、こちらもご利用ください。
次回は、11月1日配信予定です。
10月1日に「慶運寺の四季」第34号を発行いたしました。いつでもお渡しできますので、お寺にも、気軽に足を運んでください。
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