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通夜に僧侶は同席しない

タイトルを見て???と思われた方、無理もありません。葬儀会館のCMで、当たり前のように「通夜 葬儀 初七日」と連呼しているのですから。

でも、通夜という言葉、夜通しという意味ですよね。もともとは、夜通し何かをしていたのでしょうか。

今ほど医療が発達していなかった時代には、死者が生き返ることは珍しくなかったそうです。だから、死亡を確認するために、身内の人たちで一晩中見守ったのです。

これが通夜。今でも、死亡から24時間以内の火葬は、法律で禁じられています。

まだ死亡が確定していないのですから、僧侶がいる意味がありません。

ですよね~。

とは言っても、通夜に焼香がしたいと言われる方も多いので、最近は通夜の法要もするようになりました。

時代の変化には抗えません。

南無阿弥陀仏


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