《お念仏だより#86》お経の練習をしよう!②
手元にお経の本が
あれば、開いて
みてください。
表紙に「日常勤行式」と
書いてありますか?
香偈から始まり、
送仏偈で終わって
いるでしょう。
浄土宗の日常勤行式は
仏様をお迎えし、
教えを聞いてお礼をし、
お見送りするように
組み立てられています。
それぞれの部分を
序分・正宗分・流通分
とよびます。
序分で、仏様を
お迎えし、
正宗分では、
仏様の教えを聞いて、
お礼に念仏を称えます。
流通分で、仏様を
お送りします。
お経の横の●は、
鏧を打つ印です。
お経の最初から、
次の鏧までを
句頭と言います。
お経の最初の
一節です。
句頭の部分は、
鏧を打つ人が
1人で読み、
その後、みんなで
声を合わせて称えます。
最後の一節は、
鏧を3回打ちます。
お経を読む声に
うまく合わせて
打ってください。
香偈の最初は
たくさん打ちますが、
お経の基本は
二下三下といって、
最初に2回、
最後に3回打つのが、
基本の形です。
最初の2回とは、
句頭の前と後です。
最後の3回は、
最後の一節の
前、中ほど、終わり
に打ちます。
では、香偈から、
最初の十念まで
本を見ながら
読んでみましょう。
スムーズに
読めましたか?
ここまでが、序分です。
お経は、言葉が
難しいので、
慣れることが大事です。
鏧を打つタイミングも
慣れが必要です。
少しずつでも、
毎日読んで、
読み慣れていってください。
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