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《お念仏だより#61》つきづきに つきみるつきはおおけれど つきみるつきはこのつきのつき

この時期の満月は、
一年のうちでも
一番美しいですね。

明日、9月10日は
中秋の名月です。

お月見できるといいですね。


阿弥陀如来を
月に例えることがあります。

美しい月は
阿弥陀如来の
慈悲じひの心を
感じさせてくれるからでしょう。

月影のいたらぬ里はなけれども
ながむる人の心にぞ住む

法然上人作

月影とは、
月の光のことです。

月の光は
どんな場所にも
届きますが、

空を見上げて
眺めない人は
それに気づかない

という意味です。

月の光とは
阿弥陀如来のことです。

阿弥陀如来は
誰のそばにも
いらっしゃいますが、

自ら見ようとしない人は
それに気づかない。

自ら阿弥陀如来の
救いをもとめ
「南無阿弥陀仏」と
称えなさい。

と、法然上人は
教えてくださっています。

南無阿弥陀仏


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