生まれ故郷への旅①:札幌
2018年5月。生まれ故郷である北海道旭川市を、約40年ぶりに訪ねた。5歳になる直前までいた場所を、もう一度訪ねてみたいとずっと思っていた。大学生になれば行けるだろうと思っていたけど、結局行けず仕舞い。そこから20年以上、お金や時間や何もかもが行ける条件を満たしてこなかった。が、そう言っていてはいつまでも行けないから、エイヤと予約をすることで積年の希望を叶えることにした。
福岡から新千歳空港への飛行機は、東京へのそれと何も変わらない。いつもの出張と同じだ。でも、札幌駅に着いてホテルまでの道のりで驚いた。噂に聞いていた通り、道がまっすぐだった。向こうが見えなくなるほど、まっすぐ延びる道。冬はここに雪が積もりのかと思うと、同じ日本でも暮らしはずいぶん違うのかもしれない、と想像した。
初日は札幌で過ごす。アウトドア系のオリジナル服を販売している「South2 West8」へ。独特の商品展開ですごく面白かったことも特筆すべきことであるけど、何といっても店員さんがとても優しいというか、親切というか、心地よい接客で、すぐにこのお店とひいては札幌、北海道に好感を持った。早速、北海道また来たいなぁと思った次第。
もう一つ訪れた「D&Department HOKKAIDO」で偶然開催開催されていた「ARAMAKI展」が面白くて、得した気分に。ゲンカンパニー代表の村上さんとお話することもできて、すでに充実の北海道旅行。
夜は旬だったアスパラガスなどなど頂いた後に、South2 West8の店員さんに教えて貰った札幌の流儀「ジンギスカンは締め」の教えを守り「成吉思汗だるま」から、これまた教えの通り24時間営業のサンドウィッチ屋さん「サンドリア」で幾つかテイクアウトして、お腹も満たされ「今帰っても悔いなし」の状態になって1日目を終了。翌日はいよいよ旭川へ。