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スタートアップ2周目、改めて自己成長のためにHaulを選んだワケ

ごあいさつ

こんにちは、Haulの一人目CS、加藤です。
早いものでもう入社から数ヶ月・・・このタイミングで、今回の転職は自分の当初の目的に合っていたか、しっかり振り返ろうと思って筆を取ります。
以下のような方のキャリア検討の一助となれば嬉しいです!

  1. 開発部門とビジネス部門の連携に課題感がある、ビジネス部門の方

  2. 会社の成長と自分の成長の連動に課題感がある方

経歴紹介

まずは簡単にこれまでの自己紹介を・・・
新卒1社目は出版社で、ルートセールスをしていました。個人年間売上1億円程度を目標に、チェーン本部攻略と個店攻略を同時に進行し、4年目以降は3~10名ほどのチームをマネジメントまで経験しました。対面営業の基礎はここ。
次に、外資の金融・決済系IT企業に転職。一部上場企業への新規開拓営業と、契約後のアップセル・クロスセルも一気通貫で担当していました。上流/下流双方に対してシステムとオペレーションの構築をして、単なる物売りではなく仕組みを作っていくことの大変さと面白さを学べたのは良かったポイント。活字の業界からほんまもんの横文字業界に飛び込んだのはかなりのハードモードでしたが、いい思い出です。
そして前職では医療系AIスタートアップに入り、セールスからカスタマーサクセスにジョブチェンジ。メンバーマネジメントをしつつ、既存のビジネスプロセスを最新化・最適化させるプロジェクトを進めていました。
正解が分からないことに加え、早いサイクルでものごとが変わっていく様を当事者として経験できたことは財産ですね。

今回の転職の背景

そもそも、前職にはミッションドリブンで参戦してます。
実は過去に1年ほどのの入院経験があり、その際に感じた医療業界の課題を解決したいという強い思いから入社したので、正直転職はしばらくスコープになく。
しかし、マーケットの変化や自社内事業間の重みづけの変化により、事業をR&Dフェーズに戻す判断に至りました。
これ、結構ショックなんですよね。自分のバックグラウンドに刺さった事業って初めてなのに、それのグロースを一旦止める瞬間て。
でも、マーケットに相対していた自分の失策もあったな、とすぐに内省しました。圧倒的なグロースに向けて、生産性重視でいろいろ進めていく中で、事業や自分自身のあるべき姿を設計し直し続けられなかったんですよね。
いわゆる営業サイドと開発サイドの連携ってどうあるべき?や、会社・組織の拡大に比例して自分の成長(縦よりは横の方)をどう担保する?など、こういう内省を続けられなかったのが一番駄目、と。
複数のタイミングで上記内省とその後の行動ができていれば、もしかしたら防げたよなと過去3年を振り返って想像しながら、さてこれから自分はどうする?を考えていました。

転職活動の軸

内省を経て、以下の条件下で自分のキャリアを積み直すことが一番成長につながるというか、もうこんな辛い思いしなくて済むな、と判断しました。

  1. アーリーフェーズである

  2. 開発側と顧客接点側の接合に重要度を感じ組織設計できている/するつもりがある

  3. 組織づくり・Ops設計に課題あり自分が十全にパフォームできる

  4. 事業のドメインに当事者意識が持てる

一旦、上記項目を満たせれば、今より強くなるための環境としては十分そうだったので、これを基準に各社とコンタクトを取り始めました。
更に、自分をどうアンラーンさせていくかも大事なので、入社後どんな立ち回りをすべきかは各社と話しながらイメージを湧かせていました。

なぜhaul?

Haulとの出会いはスカウトでした。
前職のキャリアがSaaSのカスタマーサクセスMgrだったので、同程度の事業フェーズのCSポジションでのお声掛けが多かったのですが、Haulだけ全く聞いたことがない会社だったことをよく覚えています。
メッセージの記載内容を見ても解像度が上がりきらなかったのですが、採用については、前職でも一定関わっていたので、ドメインに対しての興味本位で一度話を聞いてみようと思いました。
話を聞いていく中で、上記の転職活動軸をすべて満たしていたことに加え、以下がとても特徴的でポジティブに映ったのをよく覚えています。

  1. 面談の過程における”僕自身のキャリア”、”考え方の源泉”の深堀りが心地よかった

  2. 今回の転職活動軸と、Haulが検討している事業展望をすり合わせた上で、Haulでのミッションやキャリアプランを資料上で共創できた

  3. 開発中のプロダクトが、前職で事業部採用が難航していたときの課題感に強く刺さる内容だった

  4. 超アーリーフェーズにしては、採用難易度の高いポジションが複数採用できていた

今回、自分の中では結構振り返りとプランニングをして転職活動に臨んだんですが、上記については他社と大きく異なっていました。
特に、上記1や2のアクションを通してアトラクトとケアをしっかりと実施し、僕の「やり直しと成長」についてポジティブに向き合ってくれたことで、ここならもっと強くなれそう、二周目に適した環境だなと思えました。

入社前にすり合わせた資料

入社して、得たかったものは得られている?

さて、もう入社から数ヶ月です。事前に思っていた「やり直しと成長」がどれほど実現できているのか?を内省してみます。
おもに転職活動軸においていた以下2点が対象ですが、結論はまだ道半ば、点数でいうと50-60点くらいです。

顧客接点側が開発側と能動的に接合し、開発インサイトを提供できているか

開発会議にも入るしPMM的な動きもするし、前職までと比較すると圧倒的にマーケットの声は届けられています。具体的にはVpCの集約と、定期的なPdMとのMTGを実施し優先度判断をしています。

VoC一覧

ですが、プロダクトの一部機能についてだけでなく(これも大事なんですが!)、マーケットや事業全体を俯瞰してみたときに、「そもそもうちのプロダクトってこうあるべきじゃない?」というようなインサイト提供はまだ不足しています。
なので、客観的に見て達成度50%くらいです。
これについては、別途事業開発ロールで入ってくれている人がとても上手いので、自分との差分を明確にして成長していけば、いつか追いつけそうとは思ってます。ロールモデルがすぐそばにいるのはありがたいですね。

組織づくり・Ops設計の課題に対し十全にパフォームできているか

カスタマーサクセスのビジネスプロセスについては理解していたので、Haulでまだ設計が及んでいなかったところを、顧客とプロダクトの実態を踏まえて初期設計をし終えました。

アウトカムの整理
ビジネスプロセスの再設計

ただしこれを実装に移していく最中でも、事業やプロダクトの状況はハイスピードで変わっていっています。
メインのプレーヤーが自分一人であり、提供内容もどんどん変わるのであれば、このタイミングで完璧にオペレーショナルに仕上げても手戻りが多いと判断し、一部プロセスの実装を計画的に劣後させる判断をしました。
あるべき判断をしたとは思っていますが、アウトプットとして完全に仕上がっていないのと、現在再設計している段階なので、これについては達成度60%くらいです。
ただ、最近このあたりを一緒にできる、というか僕よりも上手い人材がバディとして入ってきてくれたので、絶対加速します。意思疎通しやすくて、かつ完全に信頼できる人の存在も、ありがたいことですね。

そして、事前に計画していたわけではなく、副産物的に得られたものもあります。

オンラインでの発信、オフラインでの積極コミュニケーションの増加など、自身の立ち回りが変化

前職までは割と落ち着いていて、一歩下がって俯瞰してみつつ、だいたい最低限の及第点を取っていくバランサータイプでした。
ただ、それは組織サイズが一桁のHaulだと、結構きつい立ち回りです。
バランス自体は必要だけど、事業と組織の成長を最高速度で走っていくには、意思疎通の速さがかなり大事です。最低限の丁寧さは保ちつつですが、速さにこだわると、決まることや、やれることが多くなり、成果が出やすいので。
これまでの動き方、振る舞い方を続けると皆をリード出来なさそうと思い、フランクに楽しく、カラッとした体裁でコミュニケーションをするように立ち振る舞いを変えました。
こういうのってスタンスの問題で、実際に成果があったかどうかわかりにくいんですが、個人的に皆にサーベイを取ってみたところ、意外に好評だったのでやった甲斐があったと思います。なにより、スタンスやマインドセットを変えるのってリスキリングよりも大変な行為なので、できてよかったな、と。

サーベイの結果

Haulにはどんな人が合いそう?

まだ数人しかいないフェーズですが、一定共通項は見えてきています。
いずれバリューやカルチャーとして整備していきますが、今のところは以下スタンスを持った方にはマッチすると思います。

  • 内省による学びと、必要な情報インストールで、視座を上げられる

  • 自身のロール外へも、楽しみながら越境推進できる

  • 社内外含め、他者へのリスペクト精神を持っている

  • カラッとした率直コミュニケーションができる

ザ・アーリーフェーズですね。

検討してくれている人へ

事業についてここで詳細に語れないのがもどかしいのですが、でかいマーケットに対し、風穴を開けに行こうとしています。
もし興味を持ってもらえたら、前向きにHaulでのお仕事を考えてみてください!
事業の成長速度によって楽しみ方は変わっていくと思いますが、今のHaulにおいては以下を楽しみに来てくれるといいと思います。

  • 会社/事業の骨格の手触り感がとても楽しめます!

  • 革命前夜の瞬間風速的なやりきりが必要なので、否でも応でも成長します!

直接お話できる機会があればぜひ。またはお気軽に遊びに来てください!

ちなみに、募集中の職種はこちらです!
ぜひプロダクトの内容や課題などをお話しさせてください。

※採用ページはコチラ。 副業からも大歓迎です。

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