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RPA勉強&LT会!RPALT 供養支部 第参回~春の彼岸の貪瞋痴供養 全弔辞紹介

遅くなりました!2021年3月5日開催されたRPALT 供養支部 第参回~春の彼岸の貪瞋痴供養の動画が公開されました。早速(じゃないな)残っていた弔辞のほうを遅ればせながらレポートいたします

弔辞 其の一:平景清と三種の神器による怨送り @CyberWintellig1さん


@CyberWintellig1さんはゲーム「源平討魔伝」をベースにした弔辞です。ある勤務管理アプリ開発プロジェクトの出来事です。

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三毒 其の壱 貪 琵琶法師

話は進めずとにかく逃げる。元凶はプロマネです。プロトタイプはできたのに一向に先に進まない・・・・

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これは参種の神器 其の壱 資金  追加ライセンスで何とかしました。地獄の沙汰も金時代です

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三毒 其の弐 瞋  源義経 武蔵坊弁慶

リリース判定会議直前に・・・仕様変更・・・しかもひと月前に言われたのにプロマネが忘れていた

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・・・・怒りでこれですね

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参種の神器 其の弐 CI  テスト自動化をしていたのでそれで何とかしのぎました。

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三毒 其の参 痴  源頼朝

サービスイン後にトラブル続出、しかしその課題管理ができていない。うちのプロマネ管理ができない。

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参種の神器 其の参 Microsoft365 Forms、PowerAutomate、SharePoint、Power Apps for Teamsを駆使して見える化をしました。

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そして平景清は源氏を討ち、成仏しました。・・・・しかし源頼朝最後の言葉・・・・「わが魂は不滅じゃ」

まだまだ元凶は去っていません

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慈永さんによる供養です

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素晴らしい完成度ですね

この現況のPMってどこにもいますね。なくならないですね。

人間としての守りというものですね

いろんな会社でそういう現象が見られます

今回のお話は人間がどんなにプアであっても技術力でそれをカバーした

これだけ失敗したのによくぞ生き残った・・・供養というよりもエールを送りたいと思います。


弔辞 其の二:うまく出来なくて SAOさん

弔辞二人目はSAOさん。SAOさんはIT企業に勤める3年目のRPAエンジニアです。いつもながらハスキーボイスが魅力的です。タイトルは「うまくできなくて~ああ無念」・・・SAOさんの過去のできなかった自分を清算する意味での弔辞になりました。

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上手くできない理由は自分(内的要因)か他人(外的要因)があるとおもいます。内部要因としては自分の癖というものがあります。これでうまくいかなくて心が折れたりします。外部要因としては立ち回りが上手くいかないとか、聞く相手に寄って答えが違ったり・・・その中で自分が経験した事例を3つ紹介します。


事例1 使用がぼんやり状態で開発着手

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最初の事例はこれです。あるあるですね。前裁きの方から仕様が決まっていないまま着手をお願いされました。・・・決めてから開発着手したほうがいいよなぁ・・・というボヤキです。

事例2 今更もうT・E・O・K・U・R・E

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次はコレ、テストまで終わっていながら、そのタイミングで「認証系を追加するから・・・」なんていう仕様変更・・・遅れていたのを追いついたのに・・・・勘弁してくれよ・・・納期が・・・という話でした。

事例3 それ、はやく言ってよ~

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最後は本番化の手続きをする段階になっておきながら、手続きの中に添付資料が必要だという事の話が・・・説明書もマニュアルもない中での話でした・・・コミュニケーションは難しいし、わかりにくいルールは嫌だ!・・・というお話でした。

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仕様確定は開発や保守も考慮してほしいとか・・・いろいろありますがへこたれずに頑張れば良いことがあるかな・・極楽浄土をめざしていきたいとの話でした。


こうじさんによる供養です。

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まずは読経

ありがとうございました。お話を伺っていて良いエンジニアの方だなと感じました。最初のほうでロジックを組み立てるのが苦手だという話でしたが、ここまで自分の苦手な事をまとめて話をできるのはきちんと把握できていて、ロジカルで・・凄いなと思いました。コミュニケーションで苦労した話もしっかり学びに変えられていたので・・・・私が勉強になりました。


弔辞 其の三:貪・瞋・痴~raga・dvesa・moha

最後はおなじみはなっちさん。貪(欲)瞋(怒)痴(愚痴)に沿ってのお話です。

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貪(欲)

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事の発端はお客様、情報システム部門、そしてはなっちさんの所属会社がある中で、最初はRPAの導入の話が来て欲が湧く・・その後内製化したいという話がお客様から入り、今度は教育サポートや技術サポート、保守サポート・・・とどんどん欲が出てきます。

瞋(怒)

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・・・とはいえ、そうこうしているうちに技術者不足になっていきます。そのために情シスからも人を出すとなりましたが・・・ 0.1人月×2、しかもアカデミーを卒業したばっかりのレベル・・・りです。話が違う!

痴(愚痴)

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教育サポートを進めていくと、ぐーんと伸びる人と伸び悩む人・・・困ったものです。若手なのでもっと伸びていくのかなと思いましたが・・・0.1人月とかというオーダーが悪いのかもしれませんが・・・愚痴です。

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慈永さんの供養

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これ、けっこうありますよね。一番最初の貪、むさぼるというところ、スモールスタートと言っているのに部門を広げたり・・・死ぬほど見ています。部門を広げても作る人がいない、作る人ガ居ない事がわかって教育をするのですけれども、そのうち作るものが無いという事に気が付き・・・のような

これを供養するという話だと、内製化の取り組みをする場合・・専任を置かないというのは厳しいと思います。たくさんというわけではなく皆さんの旗振りをするリーダーの様な人は必要です。本当にどこの企業でもある話です。それと専任者に対する評価も必要ですね。


・・・楽になりました

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