【参加レポート】スクラムマスターの選択肢を話し合おう会〜Tokyo Agile Community に参加して
今日(2023年2月6日)は超ひさびさにオフラインコミュニティイベントに参加してきました。確か最後は芝浦の公立の会議室でやったssmjpか目黒のAWSさんでやったJAWS情シス支部・・・2020年の2月だから3年ぶりの参加となります。
https://taco.connpass.com/event/272835/
TACO(Tokyo Agile Community)とは?
TACO(Tokyo Agile Community)はその名の通り東京を活動場所としたアジャイルをテーマにしたコミュニティの一つです。
特徴としては日本語と英語の2か国語でコミュニケーションをすることで、日本に在住する外国籍の参加者も多いコミュニティです。OST中心のイベントが多いアジャイルのなかで、わりとプレゼンテーション、ワークショップというタイプのイベントが多いコミュニティです。けっこうゲストスピーカーが豪華だったりします。
2019年にスタートしたコミュニティで最初の頃に渋谷のHENGEさんでイベントを開催していたのを覚えています。今回は2019年の12月に品川で開催されたJim Coplienさんがスピーカーの回以来のTACO参加でした。
今日の会場bodygramさん
本日お伺いしたイベント会場は麻布十番駅近くにあるbodygramさんのおしゃれなイベントスペースでした。職場からは歩いて行けました。
bodygramさんはスマホで撮影するだけで体の採寸ができるというサービスを主にアパレル業界向けに提供しています。服を着たままで大丈夫ということで(たぶん)AIなんかを活用したサービスみたいです。
今日のスピーカー:Gregoryさん
今日のセッションは「スクラムマスターの選択肢」。ファシリテーターはScrum.orgのプロフェッショナルスクラムトレーナーの合同会社アゴラックスのグレゴリさんです。
グレゴリーさんは日本語を話す最初のプロフェッショナル スクラム トレーナーで、実際に話しをしても日本語ペラペラで、相手によって英語と日本語を使い分けていました。
「スクラムマスターの選択肢を話し合おう」セッション
今日のセッションは参加者を2つのチームに分けてのディスカッションをベースとした進行でした。参加者の半分以上が英語組だったので英語チームと日本語チームに分かれてワークショップを進めました。
最初は参加者のスクラムの経験を共有して、そこから「スクラムマスターの役割をCEOに1〜2分で話す」をチームの中でディスカッションして、次はスクラムの役割とかイベントを洗い出したり・・・・といったワークショップ中心で進んでいきました。
特に自己紹介はしませんでしたが、さすがにこういうイベントに突入する猛者ばかりなのとTACO唯一の日本人オーガナイザーの花井さんのファシや解説もあってスムーズにディスカッションできました。実際にやっている人同士で話をするのは楽しいし、知見も広がります。
そこから具体的なケースを想定して「どうするスクラムマスタ」というテーマでのディスカッション。commitment・courage・focus・openness・respectという5つの価値基準に照らし合わせてスクラムマスタにとってどういった選択肢が選べるのかをグレゴリーさんを交えて話をしました。
けっこうこういう大切な事って忘れがちになっているので、再度認識が高まって非常に良かったと思います。
参加しての感想
超久しぶりのリアルイベントである以上に、実際に面と向かって対話するっていうのはすごく腹落ちして学びになるなぁと感じました。TACOの場合、英語での話も多いですがスクラムの共通認識があれば半分くらいは何を言っているのかわかるのと、運営の人がちゃんと大切なところを通訳してくれるので、そんなには困りません。むしろ生の英語に触れられると考えると非常にお得(?)です。
これから、オフラインのイベントも開催していくそうなので、開催された際はぜひご参加ください。