見出し画像

そのダイエット本当に正しいですか?

【初めに】


近年、日本でもフィットネスが盛んになっており、男女ともにストイックな食生活や運動を行い、健康維持やボディメイク、ダイエットに取り組む意識の高い方が増えてきました。もちろん、日本のフィットネス人口が増え、日本人の健康寿命が伸びたり、疾病率が下がったりすることは素晴らしいことだと思います。しかし、フィットネスが盛んになればなるほど、情報過多になっており、極端な食事制限や、知識に乏しい方を欺くようなタイトルでトレーニング法を紹介する方も多く全ての情報を鵜呑みにするのは危険だなと感じます。実際にパーソナルトレーナーとして活動していても極端なダイエットを経験されていたり、過剰に体重を気にするクライアントの方が多いです。そこで今回は、極端なダイエットの例と、正しいダイエットとは?についてお伝えしていきたいと思います。

【極端なダイエット】


(糖質制限ダイエット)
極端なダイエットの代表例である糖質制限。
炭水化物を摂取しないダイエット法です。
炭水化物(糖質)は、人間の体や脳のエネルギー源になる重要な栄養素
です。三大栄養素の一つでもあります。
このように重要な役割を果たしている炭水化物を摂取しないというのは
かなり身体にとって負担になることは理解していただけると思います。
しかし、糖質制限は短期間で体重が落ち、効果を実感しやすいため
まずダイエットを始めるとなると、炭水化物を抜くという思考に至ります。
ですが、糖質制限で減る体重のほとんどは脂肪ではなく水分です。
糖質は1gあたり3gの水分を保持するといわれており、糖質制限を行うと
体内で保持していた水分が抜けることで短期間で体重が落ちるのです。
ダイエットで落としたいのは水分ではなく脂肪だと思いますので、
糖質は悪という考えは捨てバランスの良い食事を心がけましょう!

(1日1食ダイエット)
1日に1食だけ食事を摂取するダイエット法ですが、このダイエット法も
危険なダイエットかなと思います。
メリットとしては、1日を通して血糖値が低い時間が長いため、
勉強中や仕事中眠くなりにくいです。
しかし圧倒的にデメリットが多いです。(笑)
1日の中で1食しか食べることができないのでもちろんお腹が空きます。
この1食でドカ食いをしてしまうリスクが上がります。
ドカ食いをすると、血糖値が急激に上昇し肥満になるリスクが増えます。
また、1日1食では、1日に必要なカロリーを摂取することができず、
栄養不足に陥る可能性があります。
『正しいダイエットは正しい食事習慣から』
1日3食しっかりとバランスよく食事を摂取しましょう!

【正しいダイエットとは】


ここからは、正しいダイエットとはどのようなものなのかについて
お話ししていきます。
私が考える正しいダイエットとは、栄養素が偏ることなく、
しっかりと食事を摂取し、並行して運動を行うことです。
食事を減らし過ぎることで、代謝が下がってしまい
痩せにくく太りやすい身体になってしまいます。
また、運動(筋トレや有酸素運動)を行わないと、脂肪と共に
筋肉も落ちてしまい、かっこいい身体、美しい身体になるどころか、
痩せ細った身体になってしまいます。
まずは、普段摂取している食事や間食を振り返っていただき、
お菓子やジュース、揚げ物といったエンプティカロリーを
なくすだけで十分です。
そこから、夕食の白米を半分にしたり、朝ごはんを菓子パンではなく
白米に変えるなどを実践していくのが良いのかなと思います。
ボディビルダーやアスリートなどでない限り、緻密な栄養素やカロリーの
計算は不要だと考えております。

【最後に】

今回は正しいダイエット法についてお伝えさせていただきました。
ダイエットを諦めてしまう方のほとんどは、すぐに結果を求めすぎです。
1~2週間続けたところで結果は出ません。
続ければ結果が出るのにも関わらず、結果が出る前に諦めてしまうのです。
夏に向けてダイエットを決意した意識の高い皆様、ぜひ今回の記事を参考に
焦らずマイペースにダイエットを行い、成功することを願っております。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

Keita

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?