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【クラ吹きの話 第6報】 オーケストラへの移籍

 これまで所属していた吹奏楽団を退団し、新たにオーケストラへ所属しました。吹奏楽団からオケへの移籍ということで、今後の記事の内容にも関わってくると思い、簡単に経緯を記しておきたいと思います。

1. 移住直後

 東京から地方へ移住して11年。

 中学高校時代は、学校の吹奏楽部。大学大学院時代は、地元の吹奏楽団に入り、社会人になって東京へ引っ越したあとは主にオーケストラで吹いてました。

 そのため移住したあとも、こちらの地元のオーケストラに入りたかったものの、クラリネットの募集はなく、伝手もなく断念。

 そこで、地元の吹奏楽団に入れてもらいました。しかし、その後、毎年恒例となった2週間の海外出張と、その吹奏楽団の年1回の定期演奏会が重なるようになってしまい、やむを得なく退団。10年近いブランクに入ります。

2. 演奏活動再開

 一昨年、私と妻も転職をしたり、昨年、娘たちが小学生となったりと状況の変化があり、そんな中、演奏活動を再開してはどうかと妻からの勧めが。

 妻は全く楽器はやらないものの、東京にいたときから私の音楽活動を知っており、良き理解者です。

 そこで、再度、オーケストラを探します。しかし、やはりクラリネットの募集はなく、伝手もなく断念。

 代わりに毎年恒例の海外出張と重ならない時期に、演奏会を開催している吹奏楽団に入団します。

 吹奏楽コンクールに力を入れている楽団で、私は演奏者としては25年振りにコンクールへ参加。指揮者の先生も素晴らしく、県代表として支部大会まで行って金賞を頂いたりと、充実した活動をしてました。

3. オーケストラへの移籍

 その吹奏楽団での活動が1年半ほどになり、クラリネットのトップを吹くようになった頃、クラ吹きの知人から、地元のオーケストラでクラ吹きを募集しているという話をたまたま聞きます。

 すぐにそのオーケストラの事務局に連絡をして見学へ。これが今から3週間前。すると確かにクラ吹きを募集していましたが、なんと練習日が、所属している吹奏楽団と丸被りであることが判明。もしオーケストラに入るとしたら、吹奏楽団の方は退団しなければなりません。

 吹奏楽団の活動も楽しく充実している中で、どうしたものかとだいぶ悩みましたが、やはり、クラ吹きとしてはなかなか得られないオーケストラの席の確保を優先することを決意。

 この決断をして、吹奏楽団の方に事情を話したのが2週間前。そして先週末、ちょうど小さい本番が終わったタイミングで、吹奏楽団を退団。今週からオーケストラの方へ所属することになりました。

 1ヶ月前には、全く予想だにしてなかった展開に、我ながら驚愕です(^^;)

 ただ流れがあるときというのは、こんなものなのかな、とも思っています(^-^)

4. 今後

 オーケストラの次の本番は、2025年2月9日(日)の定期演奏会。

 入団した日に、早々にパートも決まり、私は前プロのハイドンの交響曲第104番の1stと、メインのベートーベンの交響曲第3番の1アシを仰せつかりました。

 調べてみたら、東京にいたときに所属していたオケを辞めて、なんと18年ぶりのオケでの本番となります。

 実に久しぶりのオケ。楽しんで行きたいと思います(^^)/

 このように演奏活動ができるのも、妻や娘たちの理解があってこそ。いつも感謝しています(^-^)

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