【オケ再生の話 1年目】 初めての練習参加
(0年目からの続き)
同い年の女の子からの度重なるの熱烈なオーケストラ入団のお誘いに、根負けする形でオーケストラに行くこととした。まずは練習に参加してみることに。
1 初めての練習参加
練習の日時と場所を教えてもらい、初めて練習に参加する。
フルオーケストラと聞いていたので、50名とかいることを予想しつつ、練習場所に着くと、なんか予想よりもだいぶ人が少ない。
タクトダウンぎりぎりに集まるのかと思いきや、時間が近づき、指揮者の先生がいらして、10人ほどのまま合奏開始。
念のため確認すると、普段の練習はいつもこれくらいの人数だという。まず団員が少なく、さらにその団員の出席率が悪い。そして本番前だけ、団員が集まってきて、エキストラにも入ってもらい、本番をこなしている由。
それも、今シーズンの曲の練習に入ってから、既にだいぶ時間は経っているはずなのに、譜読みもかなり怪しい状況。合奏の内容も、曲が通せるようにすることを目的とした練習であった。
………確かに潰れそうなオケだ(^^;)
そんな中でも、クラリネットだけは団員がきちんと4人いる。元々、オーケストラでクラリネットの空席を探すのは、かなり至難の業なのだが、それにしてもこんな潰れそうなオケでも、いっぱいなのには驚いた。
しかし私を誘ってくれたAさんのゴリ押しがあったのか、5人目の団員ということで、無事(?)入団。
ただ、入団したタイミングが悪く、演奏会が近いためパート割りをし直すことは難しいということで、とりあえず代吹き要員ということになった。
2 まずは参加率と演奏面で信用を
これまでの経験から、楽団で何かをやろうとした場合は、まずは出席率を高く維持することと、演奏面でも認められることは大事。たまにしか来ないで、吹けもしない団員のいうことなんて、誰も聞かないのである(^^;)
そこで、本番には乗らないことは確定していたものの、代吹きもあるし、練習の状況も見ておきたかったので、練習には無遅刻無欠席で参加することに。
そして「代吹きは本吹きよりうまく」というセオリーに従い、レベルの高い代吹きを心掛けて取り組む。
ただメインのチャイコフスキー交響楽4番のメンバーについては、出席率が良く、代吹きの機会がないまま本番が近づく。
3 まさかのメイントップ本番代吹き
ここから先は先日の投稿「【クラ吹きの話 第11報】 緊張の代吹き」で触れたばかりなので割愛しますが………。(その記事へのリンク、貼っておきます)
本番1週間前に決まったメイントップ本番代吹きでの演奏により、団員の方々からの信用が高まったことは間違いない。
こうして、再生に向けたオーケストラでの活動は始まったのであった。
(2年目へと続く)