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【クラ吹きの話 第4報】スケールとエチュード

 今回は、私が現在、取り組んでいるスケールとエチュードを紹介します。

 まずこれまでの簡単に経緯を。

 かれこれ30年ほど前になりますが(^^;)、大学大学院の6年間(=クラリネットに転向して2年目から7年目)は、2週間に1回ほどクラリネットの師匠のところへレッスンに通い、スケールとエチュードを進めるとともに、クラリネットのSolo曲にも取り組んでました。

 しかし社会人になってからは、オーケストラの楽譜がレッスンの中心となり、スケールとエチュードは学生時代に使っていたものを、かいつまんで再びレッスンして頂く形となり、新しいものには取り組まないように。

 ただし、楽器の練習をするときは、必ずスケールとエチュードからというのは、長年の習慣になっています。思い返してみたら、幼少時にピアノを習っていた頃からの習慣かもしれない。

 そして、10年近くのブランクを経て、昨年、 演奏活動を再開し、今に至ります。

1. スケール

 スケールは、アイヒラー先生のスケールを使っています。

 楽器を組み立てたら、まずはアイヒラー先生のスケールを開き長調と単調を1組吹いて、次に練習するときは、次の長調と単調を1組吹いて、最後の1組を吹いたら、その次のときは最初に戻ってと、無限ループしていますw

 もちろん、前の練習で、どの調をやったかなんて、次の練習の時にはすっかり忘れてしまうのでw、しおり代わりにクリップを使っています。

 このスケールを使い始めたのは、クラリネットを始めて3年目くらい、19歳くらいのときだったので、かれこれ30年ほど無限ループしています。

 と言っても、使っているうちに、2回ほど装丁が崩壊してしまったので、現在、使っているものは3代目。

 1代目、2代目のときは、他の楽譜よりひとまわり大きなB4サイズだったので、楽器用バッグはこのスケールが入るものを準備したものでした。

 しかし昨年、2代目の装丁が崩壊し、3代目を買ったら、いつの間にかA4サイズになっており驚きました。でも他の楽譜と同じサイズとなり、持ち運びもしやすくなりました(^-^)

 このスケール、国立音楽大学出版部から1100円とかなり安価で売られているので、生徒さんや学生さんにプレゼントしやすいことも助かります。

Rolf Eichler Scales for Clarinet

2. エチュード

 エチュードは、クラリネットに転向して3年目くらい、19歳の頃から、ローズの32に取り組み学生時代に一通り終えてました。

 その後、エチュードはローズの32をさらいなおすだけで、新たな取り組みはしていなかったのですが………。

 昨年、演奏活動を再開して1年が経ち、リハビリは終わったかなと思えたので、師匠に新しいエチュードに取り組んでみたいです!と、ご相談したところ、以下のエチュードに取り組むことになりました。

  ローズ 40のエチュード
  カヴァリーニ 30のカプリス

 先月、始めたところなので、まだこれからなのですが、しっかりと取り組んでいきたいと思います(^-^)

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