KEITA

北海道 日常の切り取り

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北海道 日常の切り取り

最近の記事

やめたこと始めたこと_121

1年の振り返りをしよう。 感じてきたことを忘れないために。 3月に13年間続けた教員に一旦ピリオドを打った。 一旦、と書いたのは戻ることもできるから。 でも、今この瞬間、戻る気は全くない。 4月からは事務職員として働き始めた。 職場に生徒がいないのも、 チャイムがならないのも、 授業をしないのも初めて。 最初の数日は違和感があったけどすぐに慣れた。 そして気づいた。 人と関わることに相当ストレスを感じていたことに。 生徒が40人いると、その40人に向き合う必要があるし

    • 「かわいい子はピュレグミを持ち歩いている説」_120

      みなさんはニックネームがあるだろうか。 私はコンビニの店員から 「ヨーグルト」と呼ばれている気がする。 家の近くのコンビニでいつも同じヨーグルトを買う私。 「いつもありがとうございます」 とついに先日言われた。 「それ、たぶん『ヨーグルト』って呼ばれてますよ」と話になった。 たしかに。 どうもヨーグルトです。 「かわいい子ってピュレグミ持ち歩いてる説ありません?」 焼き鳥を食べているときに言われた。 確かに筋肉質な人がピュレグミを食べているイメージはない(食べてい

      • 「人間」の数だけ解釈があるのかもしれない_119

        大きなテーマについて小さな人間が書きます。たまにアウトプット欲が高まる時がある。 昨日と今日、偶然の出会いがあった。 まずは昨日の話。 札幌駅に着き、目的地に向かう途中コンビニに寄った。 どうしてもトイレがしたかったからだ。 用を足して、トイレから出ると若い女性店員が近づいてくる。 「KEITA先生ですか?」 びっくりした。 話しかけてもらえるのはありがたいことだ。 だが、街中で若い女性にいきなり話しかけられるとびっくりする。 2、3分話をした。 2人で笑った

        • 頂いたお題でnoteを書いてみる_118

          今日の頂いたお題 ・好きな野菜の話 ・漱石枕流 ・万里一空 好きな野菜の話好きな野菜は、「トマト」。 ミニトマトも好き。 ただしトマトジュースは好きではない。 フライパンでレタスとトマトと卵サクッと炒めて マヨネーズかけたら美味しい。 トマトって「好きな野菜ランキング」にも 「嫌いな野菜ランキング」にも入るやつ。 好かれるし嫌われる。 キャラが濃いんだろうね。 味も濃いしね。 クラスには1人いるタイプだよね。 好かれもするし嫌われもする人。 トマトはどう思っているのか

          頂いたお題でnoteを書いてみる_117

          今日の頂いたお題 ・社会人1年目 ・一番面白かった授業 ・うんこ まだお題が残っているのでいつか。 社会人1年目高田純二さんは言います。 「説教・昔話・自慢話をしないようにしている」と。 説教する人はそれが快楽になっているので気にしないようにしましょう。 昔話をする人は進化していないので気にしないようにしましょう。 自慢話をしている人は欲求不満なので聞いてあげましょう。 ※独断と偏見です笑 1年目の人には「とりあえずやってみる」ことをお勧めします。 わからなかったら聞

          頂いたお題でnoteを書いてみる_117

          頂いたお題でnoteを書いてみる_116

          今日の頂いたお題 ・一歩進もうとしている人へ ・「五月病」 ・臨機応変 ・心の相関図 なんとなく猫の気分でした。 一歩進もうとしている人へ「進もうとしている」時点で一歩進んでますよ、ってまず言いたい。 あと、はじめの一歩は絶対小さい方が良いね。 一歩目を大きくするとその次の足出しにくいから。 小学生の時とか、夏休みの最初と終わりごろに一気に宿題終わらせるタイプだったけど、コツコツやる人が最強だもんな。 1分でも良いから目標に向かって毎日何かするのが良いな、と思って毎日本を

          頂いたお題でnoteを書いてみる_116

          「とある町での13年間の記録」その3_115

          13年間の記録を書いてみました。 完全に自己満足のまとめです。 前回までのあらすじ ・22歳で教員になる ・最初の方は楽しいけど上手くいかないこともたくさんあった ・担任2週目 ・研修講師 ・3校目へ 31歳@3校目中学から高校へ異動するのは珍しいことだが可能だ。 なんか隣で面白そうなことやってるなと思ってお願いして異動させてもらった。 とにかく丁寧に接しようと心がけた。 生徒を呼ぶときは基本的に敬称(〜さん、〜くん)をつけて呼ぶようにした。 私なりのリスペクトの表し方

          「とある町での13年間の記録」その3_115

          「とある町での13年間の記録」その2_114

          13年間の記録を書いてみました。 完全に自己満足のまとめです。 前回のあらすじ ・22歳で教員になる ・最初の方は楽しいけど上手くいかないこともたくさんあった 27歳@2校目。担任+学年主任+全国の研修新入生の担任をした。 23歳、24歳、27歳と3回目の1学年担任だった。 入学式の時に「やったー」と喜んでいる保護者が何人もいた。 私が担任で喜んでくれていたらしい。 小さな町なので噂はすぐに広まる。  「安心して任せられると聞いた。丁寧に接してくれると噂」  「姉が担任

          「とある町での13年間の記録」その2_114

          「とある町での13年間の記録」その1_113

          13年間の記録を書いてみました。 書き始めたら思った以上に書けそうなので、第1弾です。 第2弾は気が向いたら書きます。 完全に自己満足のまとめです。 21歳@札幌市某ホテル大学の卒業記念祝賀会に参加しているときに、とある町から電話が来た。 「あなたは○○学校に配属されます。」 祝賀会なので当然酒を飲んでいたわけで酔っ払っていた。 そんな町日本にあるのかと思った。いや、あったんだけどね。 携帯(当時はまだスマホではない)を取り出しGoogleマップを起動。 赤いピンが落ちた

          「とある町での13年間の記録」その1_113

          ショートショート「元木くんの秘密」_111

          クラスにとても静かな男の子がいる。 元木くんだ。 いつもぼーっとしている。 人が話すのを聞いてニコニコしている。 人が喧嘩をしているのを聞いて元木くんは少し寂しそうになる。でも元木くんが近くにいるだけでなぜか喧嘩はおさまる。 クラスの誰も元木くんの声を聞いたことがない。 元木くんは夏によく背が伸びる。 元木くんは秋になると坊主になる。 元木くんに悪口を言うと元木くんのメンタルは折れることがある。 だって元木くんは元、木らしいのだ。 ————— ひっさしぶりに

          ショートショート「元木くんの秘密」_111

          ショートショート「初めてのコーヒー」_110

          「自分は大人になった」と感じた瞬間は誰にでもあるだろう。 ・飛行機を自分で手配した時 ・自分で車を購入した時 ・大人買いをした時 ・初任給で両親にプレゼントをした時 ・回転寿司の好みがサーモンからマグロになった時(いや、回らない寿司に行った時か?)などなど。 私の場合は「初めてコーヒーを美味しいと思えた時」が大人になった時だった。 私の両親は朝にパンを食べることが多かった。トーストにジャムを塗って、淹れたてのコーヒーを飲みながら1日を始めていた。 トーストにジャム、目玉

          ショートショート「初めてのコーヒー」_110

          「あなたのハートにゲーゲンプレス」っぽいフレーズで自己紹介_109

          「あなたのハートにゲーゲンプレス」日向坂46影山優佳です。これを真似てサッカー用語を学びながら職場でも使えそうなフレーズを10個考えてみました。 ※サッカー用語は雑に解説しているので許してください。 それにしても久しぶりの更新。ワールドカップにどっぷりでした。 そして影山さん本当にすごい。 1.「私はいつもパワープレー!(名前)です。」【こんな人に】 とりあえず気合いで乗り切っているあの人の自己紹介に。 【パワープレーとは】 背の高い守備の選手などに攻撃させて頑張ってゴー

          「あなたのハートにゲーゲンプレス」っぽいフレーズで自己紹介_109

          ショートショート「朝のえんぴつ」_108

          父はいつも言う「神は細部に宿る」。 「明日の学校の準備はできたか」 「歯を磨いたか」 「鉛筆は削ったか」 とにかく細部を気にする人だった。足は臭いけど。 小学生の頃の私は「うるさいな」としか思わなかった。 父は大工でいつも耳に鉛筆をかけていた。 その芯はいつもしっかりととがれていて、小さな私が見るとその芯は光り輝いて見えた。 中学生になり、シャープを持ち始めたため「鉛筆は削ったか」の一言は無くなった。細かく言われるのも面倒なので、父が 「明日」と言ったら「準備できてる

          ショートショート「朝のえんぴつ」_108

          ショートショート「七時時計」_107

          私の住む町には橋の上に大きな時計がある。 人はそれを「七時時計」と呼ぶ。 毎朝七時のときだけ、1分間音楽が鳴る。夕方5時にチャイムや音楽で子どもたちに家に帰るようお知らせをする町もあるだろう。それの朝バージョンで、毎朝七時に「今日も一日頑張りましょう」の意味を込めて時計が音楽を奏でているらしい。 ちなみに私の町には「七時おばあさん」もいる。毎朝その時計の真下で七時を迎えるのだ。きっとおばあさんにとってはウォーキングを同じ時間におこなって、時計の音楽を聴いて、街行く人とあ

          ショートショート「七時時計」_107

          「IQはおいくつ?」_106

          先週の金曜日の話だ。 最近見た映画を整理するためにアプリFilmarksで整理をしていた。 見たい映画もたくさんある。 すると、「IQ検査」の広告があった。 面白そうと思い、暇だったので真剣に解いた。 終了後、結果をメールするとのことでメールアドレスを入力。 (そもそもこのプロセスが怪しいのだが、疲れすぎていて気づかず) 届かない。 まあそんなこともあるだろうと思った。 土日はもうそのことを忘れていた。 今日のこと。 迷惑メールフォルダを見るとIQのメールが届いて

          「IQはおいくつ?」_106

          ショートショート「リビング雪」_105

          「もし私が市長になったなら、全家庭に『リビング雪』を降らせます」 そう言って市長選を勝ち抜き、公約を果たしたのは私の父だ。 リビング雪とは「リビングに雪を降らせること。また、その専用スペースを全家庭に設置すること」である。 私が住む街が日本で初めて導入した市町村であり、その市長が私の父だ。 市は日本の中でも暖かい地域にある。 なんでリビング雪?と最初は懐疑的だった市民も今は納得している。 ・普段雪の降らない暖かい町のため子供達が喜ぶ ・家族の時間が増える ・怒ってい

          ショートショート「リビング雪」_105