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【読書記録】子どもが見ている世界って? 『ミラクル』

皆さんは子どもの頃の日々って覚えていますか?

僕はちょっと人見知りで、出かける時はいつも母親の手を繋いで歩きたがった、そんな子どもだったそうです笑

「母は雪の降る日に帰ってくる」

この"大人のための"児童文学は、その言葉を信じた純粋な子ども、アルの物語です。

主人公の少年、アル。ジャズピアニストのパパと南へ向かって父子旅が続く。
アルはママを知らない。ママとは何か? きっとどこかにいると信じて、アルはいつも自分だけのママを探している。
大人になってなくしてしまったものをもう一度見つめてみませんか?
すっかり大人になってしまった、かつての子供たちへ贈る、大人のための児童文学。
綺麗な涙が溢れ出る、成長と奇跡の物語をどうぞ。
30年の歳月を越えて、今、新装大改訂版。

Amazonより


純粋な子どもの視点で進む、しんみりした話。

子ども時代の「当たり前」ってなんだろう?と考えさせられます。

同世代の子供たちが当たり前と感じているものを感じとれないことで、徐々に世界から孤立していくアル。

しかし、彼には彼なりに感じる世界があって…

短いけれども、子ども時代に思いを馳せたくなるような物語でした。


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