「故障かなとおもったら」
押入れの奥にしまったままの段ボール。そこにはパンパンにCDが入っている。それを今日、部屋に出した。
昨年買ったのだけど、コンポで音楽を聴けるという環境は10年ぶりなのだ。
ついに、CDを棚に並べた。
これは、脳内のハードディスクみたいなものだなと思う。
当時の思い出がビシビシと蘇る。
Macについてるスピーカーで聴くのとは、まるで違う体験。
CDを聴く、レコードを聴くという一手間。
そこには身体が伴う。
10年前、憧れのバンドの人の会話。
「CD買いまくってる。コンポの前で音楽聴く時間のために。」
これこそ、自分と向き合う行為だ。
BGMとかの、「ながら聴き」ではない。
確かに、至福の時間だ…。
今日「あるぱちかぶと」さんのCDをとても久々に開いた。
そしたら、素敵な言葉に再会した。
「自分の好きなものから逃げ出さないすべての人に捧げたい」
この曲の
「一人っきりのエレベーターのような安堵感で」という言葉が大好きだ。